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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 夫の不貞
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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」

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処女を奪った女と35年振りの再会。其の一

先日宮城県に出張した折に見た田園風景を思い出しながら書いてみました。

◇家族を残して◇
岩木山01
私は今年53歳になる岩手県出身の男です。現在は土木作業員をしております。
季節労働者で、農繁期は農業へ、農閑期になると東京に出稼ぎに来ています。
公共事業の激減で出稼ぎ労働者には厳しい状況ですが、幸い私は大卒で
電気主任技術者の資格があり、重機の免許や玉賭け、クレーン免許など
建設現場に必要な資格・免許を殆ど持っているので、この厳しい状況下でも
何とか仕事に有りついています。

いうまでもなく、妻と子供も岩手で、出稼ぎに来ている間は自由に会う事が出来ません。
子供達は、すでに成長していて、父親が傍に居なくても淋しがる様な事はないでしょうが、
妻は辛いと思います。何しろ、私が出稼ぎに出てしまうと、半年近く、セックスレスで
暮らさなければならないのですから。

結婚して25年も経てば、いい加減セックスなんてしなくってもいいのではないかと思いますが、
そうでもありません。むしろ子供達が小さかったときよりも、激しく求めるように成った気がします。
今でも出稼ぎに出る前の晩は、たっぷりと抱き合い、必ず「浮気しないでよ・・・」と
男根を握りながら囁いてきます。

半年近く男が家族と離れ、自由に暮らしていれば、女を抱かない訳が無い事ぐらい
妻も理解しています。その相手が、いわゆる商売女でソープとかピンサロの女ならば
別にどうと言うことはありません。その程度のことは、どこの誰だって遣ってる事ですから、
妻はそれを浮気と言う風には考えていないのでしょう。しかし素人の女に溺れたり、
不倫したり、エイズなどの病気を伝染されることが心配なのだと言います。

出稼ぎから戻った夜も、これまた盛大に抱き合いお互いにアカを落としあいます。
「浮気しなかったわよね」と、そのときも、必ず妻は訊ねます。
「するわけないだろ」
毎度同じ事の繰り返しなのですが、出稼ぎから戻る時、何が一番楽しみかと訊ねられたら、
私は女房が抱ける事だと言うでしょう。半年も会わないと、自分の女房は女房なのですが、
とても新鮮な感じがします。不思議なものです。

それでいてソープやピンサロの女や初対面の女と違って、古女房ながら安心して抱けます。
極端な話、この時の悦びがあるから、半年の出稼ぎも苦にならないと言えるのかも知れません。
ところが、昨年は女房に「浮気しなかったわよね」と訊かれた時、ちょっびりギクッとし、
「するわけないだろ」と答えたものの、心疚しいところがあって、暫くは落ち着けませんでした。

抱き合ったあと、丸裸のまま妻は私の男根を握りながら、肌を密着させてきます。
裸のまま眠るのは雪国の習慣ですし、男根を握りながら眠るのも、私が傍に居る時は
何時も妻がすることですから気にする事は無いのですが、この時ばかりは、
もしかすると妻はなんとなく私の態度に不安を感じてすがりついてきたのではないかと思います。


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処女を奪った女と35年振りの再会。其の二

◇女泣かせのデカマラ◇
名称未定 0715
当時は何を話したか良く覚えていませんが、多分、彼女が是から通うことになる
高校の事などを話したのだろうと思います。
話している最中に、道の途中に消防小屋があることを思い出した私は、
ふっとそこに彼女を連れ込もうと決めました。消防小屋は、火事があったとき、
誰でもすぐに器具を取り出せるように、しんがり棒だけで鍵はかかっていません。
中には吹雪のとき避難出来るように、灯油のストーブがありました。

どんな風に誘ったのか、とにかく私は彼女をその小屋に連れ込む事が出来、
すぐにストーブをつけて、手を暖めあいました。
いくらなんでも、ガタガタ震えながら犯すことは出来ません。

「なあ、いいだんべ・・・」
私はついに我慢できなくなり、いきなり彼女に抱きつき、キスをしました。
「アッ、イヤッ!」
ビックリした彼女は暴れまわりましたが、私は押さえつけ夢中でオーバーコートの
裾を捲くる様にして、下着に手を突っ込んでいきました。
そして、強引に、彼女を犯してしまったのです。

なにしろ夢中で、暴れる彼女を押さえながら突っ込んだので、
どのようにしたか覚えていません。ただ、犯してしまったあと、腰を引いて何気なく
彼女の股間に目をやったとき、そこが赤く汚れて居た事は覚えています。
間違いなく、彼女はその時までは処女でした。

「あのとき、すごく、痛かったわ」
カラオケバーで再会してから、彼女がふざけて、なじるように私に言ったとき、
私もそうだったろうなと思いましたが、
正直なところ、その時は全く気にしなかったと思います。

「あの時は悪かったね」
反射的に一応謝りましたが、悪かったと言うよりも、この女性の処女を
奪ったのだという実感がまるでありません。
しかも、暴行まがいに犯された時の事を思い出しながら話しているにも係わらず、
彼女は私を咎める訳でもなく、むしろ懐かしげに楽しそうな笑みを浮かべて、
その上、悩ましげな態度まで見せていました。

カウンターに並んで話をし始めているうちに、徐々に上体が私の方に傾いてきて、
いまにも肩が触れそうになります。
「あたし、好きだったのよ」
「エッ・・・?」
「あの頃、近所では若い男はあなたしか居ないじゃ。
 話が出来そうな男の子って言ったら・・・」
「じゃあ、スキとかなんとかじゃなく、誰だってよかったんだ・・・」
「そう言ったらミもフタもないじゃない。もう少し正直に受け取ってよ」
「オレも、キミのこと好きだった」
「あら、そうかしら・・・」
「じゃなかったら・・・あんなことする訳ないだろう」
「どうかしら。それこそ誰でもよかったんじゃないの?女なら・・・」
「そんなことはないよ・・・」


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処女を奪った女と35年振りの再会。其の三

◇夫婦って ◇
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「ああ、これが・・・あたしを女にした憎たらしいヤッね」
といいながら、口の中にカポッと呑み込みました。
「うっ・・・」
「憎らしいッ。ナニよッ、あたしを女にしといて知らん顔してっ」
彼女は男根を握り締め、扱きたて、頬ずりしながら毒づき、その上で、
「挿れてっ!」とベッドに戻りました。

もちろん、私は奈保子の両足首を握って股間をガバッと広げ、
ポッカリ開いたサーモンピンクの膣穴にヌウーッと押し入っていきました。
奈保子の素晴らしい肉体に見惚れ、呆然とし、男根をしゃぶられて、
うっとりとしていても、初体験の時とは異なり、彼女の股間や体、
表情などを眺めながら、その肉穴に押し込んでいくだけの余裕はありました。

「ああ、入った・・・入ってるッ!」
嬉しそうに奈保子は身を震わせて叫び、覆い被さった私に下からしがみついて、
足を絡め、ぐうっと腰を引き付けるようにして、突き上げてきます。

「好きだった。オレも、好きだったんだ・・・今でも・・・」
私は無意識に、まるでうわ言のように彼女の耳に囁きました。
口に出すと、本当にそうだったような気がしてきます。そして過去だけでなく、
今も好きだ。愛しているというような気持ちが湧いてきたのは不思議なものです。
再会するまでは全然忘れていて、会った時も誰だろうと、
分からなかったくせにゲンキンなものです。

「あたしもッ!あたしもよッ!」
彼女も叫びます。ぎゅうっと男根が締め付けられ、吸い込まれていくようです。
今まで出会ったことのない快感と快感と感動に私は包まれ、男根ばかりか、
腰の方まで彼女に吸い込まれていくような気がしました。

吸い付いてくるのは、肉襞ばかりではありません。
彼女の体全体に全身が吸い込まれ、包み込まれていきます。
私は口唇に吸い付き、舌を入れ、絡ませ、舐めしゃぶり、
ツバを飲み込みながらせっせと尻を上下に動かし、夢中で男根を出し入れしました。
グッショリ濡れた肉穴から、溢れた淫汁が白い泡となって滴り、
シーツを濡らしていましたが、そんなことはまったく気になりませんでした。

うまく言えませんが、めくるめく快感と言うのでしょうか。
魂を抜かれるというのでしょうか。とにかく私は無我夢中で快感の渦の中に巻き込まれ、
奈保子を攻め立て、何度もイカせて、思いっきり放出しました。


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処女を奪った女と35年振りの再会。其の四

◇東京妻 ◇
 人妻の不倫01
岩手に戻って再び東京に出稼ぎに出掛けるまでの半年間、
私は何事もなかったような顔をしていましたが、女房には分からないように、
一週間に一度は公衆電話から東京に居る彼女のところに、
電話を掛け連絡をとっていました。

そして今年、再び岩手に妻と子供たちを残し、東京に出稼ぎに来て、
彼女と会う事が出来たのですが、
「ねえ、仕事に行かないで、家に居てくれる訳にはいかない?」
と、奈保子に言われたのです。

奈保子はすでに亭主と離婚していました。そして暇を見つけては着物の
モデルを始めたと私に言いました。
「別に働かなくても食べていけるんだけど、家に居るだけじゃ、退屈だもの」

慰謝料に5階建てのビルと賃貸マンションを貰い、その家賃収入だけでも
毎月相当の額があると言うことでした。それこそ私の出稼ぎの金など、
彼女の一ヶ月分の収入にも追いつかないかもしれません。

「うちに居るのがイヤなら、私の持ってる不動産の管理をしてくれない。
 貴方は大学も出てるし、色々な資格も持ってるでしょう。
 ビルの補修やマンションの一寸した修繕なんか、お手の物でしょう。
 今はみんな業者任せだから、こっちが女だと思って結構高く吹っかけてくるのよ。
 貴方がその辺りに目を通して呉れれば可也の節約に成るでしょう、
 それを貴方に給料として差し上げるわ。貴方の経験も生かせて悪い話じゃないでしょう」
「確かに私の経験してきた知識を生かせる事には成るけど。工夫とデスクワークじゃ
 体系にすぐ変化が現れて女房にバレてしまうよ。遣るなら一度女房に仕事が
 変わる事を話して置かなければ成らないだろうから一度岩手に帰って来るよ」
「そうね、それなら本格的に“管理会社”を設立して共同経営者という事にしたら良いわね。
 あなたが社長で私のモデルのマネージャーに成ってよ。あたし、あなたと離れて居るの、イヤなの。
 何時も傍に居て欲しいのよ」

思っても居なかった転身に戸惑いながらも奈保子と歩む未来に夢見る私でした。
早速女房に手紙を出しその週末には岩手にトンボ帰りをして、新しい会社設立と其処の
役員に迎えられたとの話をしました。


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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

*このサイトは未成年にふさわしくない成人向け
(アダルト)のコンテンツが
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「ポルノ」のみを指しているのではなく、
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