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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 愛・地獄編。其の二
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愛・地獄編。其の二

(四)
咲子02
そんなある日洗面所で顔を洗っておりますと、娘が
「はい、タオル!」と、私に差し出してくれるのでございます。そして、
「これからは私が、お母さんの代わりをやって上げる。」と、申すのでございます。
突然のことに、私は何が起きたのか理解できずにおりました。
娘の差し出すタオルが、私の手に渡されるまで茫然自失といった状態でございました。
昨日までの、冷たい視線が嘘のようでございます。
ひょっとして、妻が本当のことを娘に話したのでは、と思いました。

「お父さんも、年とったわね。ここに白髪があるわ。」と、後ろから申します。
「抜いて上げる。」と、私の白髪を抜いてくれました。
あぁ、その時です、まさしくその時なのでございます。
腰をかがめていた私の背にのし掛かるようにしてのことでしたので、
娘のやや固い乳房の感触が心地よく伝わってきたのでございます。

まさにその時でございます。いくら血のつながらない親子とはいえ、十六年間娘として育ててきたのでございます。
その娘に対し、一瞬間とはいえ欲情を覚えたのでございます。恥ずかしながら、私の逸物が反応していました。
恐ろしいことでございます。畜生にも劣ります、はい。

しかし娘にしてみれば、何ということもなかったのでしょう。機嫌良く、学校に出かけました。
しかし私は、その日一日落ち着きませんでした。菓子作りでも、失敗の連続でございました。
そしてその翌夜のことでございますが、娘が私の肩や腰を揉んでくれました。勿論、初めてのことでございます。
「急にどうした?」と問いただしても、笑うだけでございます。もっともその折りの私には、そのことの詮索よりも・・・。
娘は、私の腰にまたがり、足のふくらはぎ・足首を揉んでくれました。親孝行のつもりかもしれません。

しかし私にとっては・・・。娘とわかってはいても、暖かく柔らかいお尻の感触が悩ましいのでございます。
娘は、薄いパジャマ姿でございました。
お風呂上がりのせいもあるのでございましょうか、少し汗ばんでいたのでしょう、湿り気を感じました。
若い女の体臭というでも言うのでしょうか・・・。娘でございます、わかっております。
わかってはいるのでございますが、ムクムクと・・・、又しても。

私はこの一年の間、女性との接触がまったくありませんでした。
いえいえ、性欲が無かったわけではありません。むしろ若い頃よりも、或意味では昂っておりました。
一人、恥ずかしい話ではございますが、自慰に耽ったことも一度や二度のことではございません。
その折りの妄想、・・申し訳ありません、実は、娘を思い浮かべたこともございました。
もしあの時、妻の呼ぶ声がなかったら・・・・・。

いいえ、実はこれからなのでございます。そろそろお気づきになられた方もおいでになるかもしれません。

その後も、何やかやと娘は私の世話をやいてくれます。妻は、冷ややかな目でそんな私たちを見ております。
そんなある夜、娘がいつものように私の体を気遣っている時、
妻が私の部屋に入るや否やキッとした険しい目で娘を睨み付け、悪態をついて娘を追い出しました。
その昔、まだ赤線というものがありました頃のことでございます。
亭主を寝取られたと、娼婦のもとに出刃包丁を手に乗り込んできた、
半狂乱の女が居たと聞き及んだことがございます。
その女の形相が、妻を見た時はっきりと思い浮かべられましたのでございます。


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(五)
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もっとも、無理もございません。まだ三十路も半ばの女盛りでございます。
夫婦の契りを断って、一年近くの月日がたっております。
娘の為によりを戻そうとしてはみるのですが、やはり口論となってしまいます。
買い物だとわかっております折りに、帰りの時間がいつもより遅い時がございました。
そんな時”若いツバメ” を作ったのでは、と疑ったりするのでございます。
又、艶っぽい仕草を垣間見せることがございますと、”やはり居たか”と、思ってしまうのでございます。

娘と妻の口論時には、どうしても娘の味方をしてしまいます。
妻の止めるのも聞かずに、一週間ほどのクラブの合宿に参加した時でございます。
正直のところは、私も内心では反対でございました。
いえ、妻の申すような心配事からではございません。
妻の申しますには、女ばかりの合宿は危ないと申すのでございます。
引率の教師が女性であること、湖畔のバンガローのような宿泊所であること、等々。

私の反対の理由は、妻と二人だけの日々が苦痛なのでございます。
又、娘と離れての日々を過ごすことが、苦痛であり淋しくもあるのでございます。
己の都合だけからの反対心でございました。自己中心的だとのご指摘、その通りでございます。
申し訳ありません。しかし、その頃の私には、娘の居ない日々は考えられなくなっておりました。
正直のところ、毎日の学校ですら苦痛でございました。
“片時も離したくない”そんな気持ちでございました。
ですが、娘のたっての希望=合宿への参加=を、頭ごなしに反対する妻に味方することはありませんでした。
一度は反対いたしましたが、結局のところ娘の希望を叶えてやることにしたのでございます。
物わかりの良い親父を演じてしまいました。今にして思えば、やはり反対すべきでしたが。

しかし娘の喜びようといったら、それはもうありませんでした。
「お父さん、ありがとう!大好きよ!」と、私に抱きついてくるのでございます。
その勢いの余り、私が後ろに倒れるほどでした。
しっかりと背中に手を回しての姿勢でしたので、
又しても娘のやや固い乳房の感触を味合わせてくれました。
「好きよ、お父さん。」と、耳元で囁かれた折りには、天にも昇る思いでございました。
私の人生において、この頃が最良でございました、はい。

娘の居ない日々は、やはり地獄でした。針のむしろとでも言うべき日々でごさいました。
毎夜、妻に嫌みを言われ続けたのでございます。
「娘に甘すぎる!」
「娘が居ないと、途端に帰りが遅い!」等々。
私ときたら、そんな妻の愚痴に対して反論することもなく、そそくさと自分の部屋に閉じこもりました。
そして娘のことばかりを考える始末でした。子供のようですが、帰る日を指折り数えていたのでございます。

それが、それが・・・。

四日目のことでございます。娘は、突然帰ってまいりました。
そして部屋に閉じこもり、日がな一日泣きじゃくるのでございます。
理由を問いただしても、唯々泣きじゃくるばかりでございます。
どうやら合宿先において、仲のいい友達数人と夜の散歩中に、複数の男達に襲われたようでございます。
幸いにも一人がうまく逃げだして、助けを求めたとの事。
未遂に終わったとはいえ、そのショックは大きく、失意の中立ち戻ってきたのでございます。
勿論、すぐに顧問の先生がお詫びにみえました。
(六) 
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妻は、はなから犯されたものと決めつけて娘を非難しました。
やれ医者だ、警察に訴える、と大騒ぎして娘の純真な心を傷つけるのでございます。
私は、あまりの妻の狂乱ぶりに呆気にとられておりました。
が、何とか妻をたしなめて、その騒ぎを納めました。
私にしても、はらわたの煮えくりかえる思いではございました。
他の娘さん達も無事であったことを聞き、とりあえずは安堵したのでございます。
娘の将来のことを考えて、この騒ぎはそれで終わりにしたのでございます。

しかし妻と私の間には、このことにより埋めようのない亀裂が生じてしまったことは、
改めて申すまでもございますまい。私は、妻の口汚い罵りを一晩中聞かされました。
が、私の耳には届いておりません。唯々、娘のことばかりを考えておりました。
成熟し始めた娘の体つきや細やかな仕草に歓喜の情にふるえていた折りでもあり、
妻に私の心を見透かされたような錯覚に陥り、唯々聞き入っておりました。
半狂乱の妻の罵倒は、夜明けまで続きましたのでございます。

正直に申し上げましょう。それ以来しばらくの間、毎夜の如く悪夢に悩まされました。
林の中を逃げ回る娘。追いかけまわす数人の男共。
右に左にと逃げ回る娘に、三方四方から男共が迫るのでございます。
娘の足は擦り傷だらけになり、赤い血が滲んでおります。
木々の枝にブラウスが破られ、次第に白い柔肌が露わになっていくのでございます。
男共は、そんな娘の露わになっていく肌に、より凶暴になっていくのでございます。
とうとう一人の男に掴まり、落ち葉の上に押し倒されてしまいます。

「いや、いやぁ!」そんな娘の叫び声は、男共の劣情をそそらずにはいません。
「やめて、やめてぇ!」娘の懇願の声も、男共の嬌声にかき消されてしまいます。
いえ、娘の懇願の声が、更に男共の凶暴さに火を点けるのでございます。
何ということでしようか。娘が、私の娘が・・・。男共に陵辱されているのでございます。
薄汚い言葉がほと走ばしるその口が、私の娘の、可憐な娘の唇に貪り付くのでございます。

泥で汚れた手が、可憐な娘の、私の娘のブラジャーをはぎ取り、
未だ固さの残る乳房を露わにするのでございます。気も狂わんばかりでございます。
そしてあろうことか、男のヌメヌメとした舌が、娘の美しいピンク色の乳首を舐め回すのでございます。
そしてもう一人の男はと申しますと、ごつごつとした手で娘の漆黒の黒髪を掴んでいるのでございます。
更には、娘の両手を脛(すね)で押さえ付けております。
そして、・・そしてその薄汚いナニを・・、口にするのもおぞましい逸物を、
娘の可憐な口に・・、押し付けているのでございます。
 
実のところ、今一人居るのでございます。この男が、主犯格でございましょう。
娘の太腿を無理矢理こじ開けて、・・うん?・・もう一人?娘の足首を掴んでいる者がおります。
激しく動かそうとしている足首を、大きく広げさせている手が・・。
あっ、ああぁぁ。娘の美しく神々しい花園が、露わにされております。
”待てっ!待てっ!待ってくれぇ!それだけは、止めてくれ。他のことは、許そう。
水に流そう。後生だから。それだけは、それだけは、止めてくれぇぃぃ!”

断じて許すことはできません。八つ裂きにしても足りない男共でございます。
もう私には気力がございません。お話しする気力が、ございません。
もう、このまま死にたい思いでございます。まさしく地獄でございます。
・・・地獄?・・。そう、地獄はこれからでございました。
実は不思議なことに、男共には顔がなかったのでございます。
勿論、その男共を私は知りません。見たことがありません。
だから顔が無い、そうも思えるのではございます。しかし、・・・。
そうですか、お気づきですか?賢明な皆様は、全てお見通しでございますか・・。

”申し訳ありません!申し訳ありません!!”
私は、犬畜生にも劣る人間でございます。
そうなんでございます、男共は、全て、私の顔を持っていたのでございます。
・・・、私の顔を・・・持っていたのでございます。
  1. 継父相姦
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

*このサイトは未成年にふさわしくない成人向け
(アダルト)のコンテンツが
含まれています。「アダルト」とは
「ポルノ」のみを指しているのではなく、
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