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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 妻には有難う!と褒めてやりたい。其の四
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妻には有難う!と褒めてやりたい。其の四

◇相性ばっぐんな二人
051.jpg
乳房への愛撫に、たっぷりと時間をかけて舌をそのまま下腹部へ這わせ、
ヘソから恥毛の中へと滑り込ませました。
恥丘に生えた恥毛は、薄く切ったマリモのようでした。
そこから少し舌を移動させると、肉のワレメに到達します。
そのまま舌を這い下ろして、ワレメの端から端までを舐め、
閉じていた小陰唇を広げて、出てきたサーモンピンクの粘膜を舌先で愛撫すると、
少し酸っぱい味がしたのを覚えています。

粘膜の下の方に膣穴があります。
タバコ一本がやっと入るというような小さな穴です。
そこに舌先を押し込みました。
「あっ、ああン」
チラリと恵美子の様子を窺うと、明らかに先程までとは違う表情をしていました。
興奮しているとは断言できませんが、それに近いものを感じている表情です。

クンニリングスを続けていると、膣穴の入口付近が濡れてきました。と同時に恵美子も
「くぅ~ン、くぅ~ン」と腹を空かした子犬のような声をあげています。
どうも恵美子のヴァギナは下付きのような感じがしたので、
尻に座布団を敷き、腰の位置を高くすると、私はペニスの根元を握り、
亀頭の先を恵美子の膣穴へと近づけました。

ところが小さな膣穴は、予想以上に異物の侵入を拒むのです。
腰を押しつけても、中々入って呉れません。恵美子は少し不安そうな顔をしています。
ゆっくりと、動いていないんじゃないかと思えるほどゆっくりと
挿入を試みると、やがて亀頭が膣穴に隠れました。
縁の肉が伸び切り、膣穴は痛そうに広がっています。

激痛に顔を歪めていた恵美子が、大きく息を吸って吐き、
深く吸っては大きく息を吐いています。まるで出産中の妊婦のようでした。
恵美子は当時を思い返して、
「意識していた訳じゃないけど、確かにあれで痛みは随分薄らいだと思う」
と言っています。


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045.jpg

ペニスの出し入れも、壊れ物を扱うように可能な限り優しさを優先させました。
すると、何度目かの抽送のとき、ペニスに赤い血の筋が出来、
それからはペニスを引くたびに付着する量が増加してきます。
最終的にペニスは、ペンキをぶちまけたかのように真っ赤になっていました。
あまりに多く、恵美子の大陰唇をも赤く染め上げてしまったほどです。

「最初のセックスは苦痛でしかなかった」と恵美子は当時を振り返ります。
「あんなにうれしい気持ちになったことは、これまで一度もなかった。
 本当に嬉しかった」とも言っておりました。

それがセックスなのでしょう。男と女が有史以来肉体を交えることをやめないのは、
本能と言うより、これによって本当の愛を体感することが出来るからではないでしょうか。
恵美子の言葉からそんなことを思います。

恵美子の膣は見た目よりも深く、そして全体的にザラザラしていました。
初めてなのに締りもなかなかのものです。私は若い恵美子の膣をとことん堪能しました。
ねっとりとペニスにまとわりつく粘肉。締め付けられると同時に何ともいわれぬ快感。
どれ一つを取っても交接の醍醐味に溢れ、早々と射精を果たしました。

セックスは滞りなく終えることが出来ましたが、射精は膣外で行いました。
今では膣外射精が、うっかりすると膣内に精子を洩らしたりして、
どれほど危険なのか充分に知っているつもりですが、当時は若いと言う事もあって、
絶対大丈夫だと信じ込んでいたのです。
幸いにも、結婚前に妊娠することはありませんでしたが・・・。

肉体関係を持ってからは、私たちの愛はさらに深いものとなり、三度目辺りからは、
恵美子も快感を得るようになり、愛液もふんだんに流すようになりました。
その量ときたら、半端ではありません。尻の穴まで濡らすほどなのです。
恵美子は盛んに「恥ずかしい、恥ずかしい」と言っていました。

そんな恵美子の愛液を舐めるのが、また私は大好きでした。
少し酸味がかった味をしており、舐めれば舐めるほど粘り気が強く成っていくのです。
口の周りをベタベタにしながら、最後にはシロップのようになった愛液を舐めとるのです。

其の頃には恵美子の喘ぎ声も
「ふあ~、ふあ~」と、なんだか生あくびのような声を出すようになっていました。
ときおり思い出したように、ピクッピクッと腹部を波立たせるのです。
この頃から恵美子のイク時のパターンがほぼ固まってきました。
私の肩にがぶりと噛みつき「うおおおお」と絶叫を交えながら腰を一緒になって振り、
十分程度で果てるのです。そのパターンは今も変わっていません。

お陰で私の肩は歯型だらけで、今日まで肩から歯形が消えたことはありません。
これこそが愛の証しなんだと真剣に思っています。
momiji125.jpg
愛の書簡(2)

隆夫さま
東京での研修、ご苦労様です。
お宿からのお手紙ありがとうございます。
このお便りを書きながら、
ふと私は、これで、どのくらいお手紙をさしあげたかしらと、
心の中で数えてみました。
そして、いったい幾度、
あなたをお慕い申していることを申しあげたかしら・・・と、
思わず笑ってみる私なのでした。

いつも、いつもあなたを尊敬し、
限りなく愛していることを申し上げましたわね。
あなたを愛する・・・と言う事は私の歓び、私の命の熱情ですわ。
今ごろ、あなたはどうしていらっしゃるのかしら・・・
私は嫉妬しているのかしら・・・とさえ思ったりしています。

私を可哀想だと思って・・・でも遠く離れていても、
私を、恵美子を愛していて下さることは判りますわ。
それに、そんなにお淋しがりにならないで・・・何も考えたりしないで、
私にお手紙だけは欠かさずに・・・いまの恵美子は、
それだけが希望であり、憧れなのです。

ほんのちょっとでよろしいの・・・
愛のお言葉をお忘れにならないようにお願いするわ。

愛するという言葉はどんな意味があるのでしょうか。
つまりあなたの事だけを考え、あなただけを頼りに生き、
あなたのことだけに夢中になっていることだと思うの・・・
愛するという言葉の中に、何もかもふくまれているのですわ。

おわりに。かけがえのない、やさしい愛撫をさしあげますわ。

隆夫さま                  恵美子
  1. 14歳年下の女
  2. / trackback:0
  3. / comment:1
  4. [ edit ]


comment

う~ん

  1. 2014/08/31(日) 20:10:18 |
  2. URL |
  3. 坂本瑞穂
  4. [ edit ]
思わず唸ってしまいました。
上手ですね。表現方法が......やはりキャリアが違いますね。

うまい  と思いました。

まだまだだな 僕は  本当に  勉強になります。

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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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