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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 温泉旅行
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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」

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珠江夫人五十歳。其の一

玉江1-1
八月も終わりの週であった。私は大学時代、(有機農法)のゼミでお世話に成った。
加藤元大学教授の軽井沢に有る屋敷に呼ばれていた。
書斎の窓の外は油蝉が喧しく鳴きたてている。
濃い藍色の空には銀白色の積乱雲がもくもくと盛り上がっている。

「実は君を男と見込んで折り入っての相談があるのだが・・・」
壁の三面を膨大な学術書に囲まれた書斎で七十二歳に成る加藤先生は、
眼鏡の奥から象の様な優しい目をしばたたかせながら声を潜めた。

加藤先生は私の人生の中で一番の恩人である。
私は農家の長男として生まれたのだが、若い頃は農業が嫌いで仕方なかった、
農業を継がなければ(大学の学費は出さない)と言う頑固な親父に負けて。
群〇大学の農学部に進んだ。

そこで前記の様に加藤先生と出会ったのだが、先生とは学問の恩師と言うだけでなく、
酒と女の先輩としても公私ともども付き合いは長く、自宅にも何度も訪問して
ざっくばらんに物が言える間柄だった。

「なんでしょうか。お金を貸して呉とか、保証人に成って呉れなどと
 おっしゃられてもご要望にお応えできませんよ」私はついつい軽口をたたいた。
無論加藤家は経済的には裕福な事を知っていてのジョークである。 


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珠江夫人五十歳。其のニ

玉江2-1
女性の部屋らしくケースに入った博多人形や京人形を載せた和箪笥や
塵ひとつ無く磨き抜かれた三面鏡など何れもキチンと整理されて居る。
加藤夫人は私に座布団を薦めながら、
胡坐をかいた私の股間が盛り上がって居るのを見て、黙って微笑んだ。

『この部屋は涼しいですね』
私はうろたえて、当たり前のつまらない言葉を発した。
加藤夫人はそれには答えず、
「ところで、高石さん、主人からあんな変な銀婚式プレゼントの話を聞かされて
 さぞびっくりされたことでしょう」と言った。

『加藤先生が心筋梗塞に成られたのは、たしか六十五歳の時でしたね』
「ええ、よくご存知ですわね。
 あれ以来、主人とは夜の生活は全く無しなんですのよ」
『それは本当にお辛いでしょうね。よく判ります』

銀婚式の奥様へのプレゼントである、私とのセックスつき温泉旅行の日時を
加藤夫人が決めただけで、場所その他の細部については全部私が、
お膳立てしてやることにした。そもそも費用の一切を加藤先生が支出するのだから、
大船に乗ったようなものである。


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珠江夫人五十歳。其の三

玉江婦人3-1
「ヒーイ、イクイクッ・・・」
私は未だなのに加藤夫人は女性としての本能からか無意識の動作でティッシュを取って
股間に挟んでダウンした。私は未だ発射前だったので簡単に後始末が出来た。
座布団はすっかり湿って汚れている。
二十分程して加藤夫人は起き上がった。
『奥さん、気持ちよかったですか』
「あたし、主人との時はこんなに乱れたこと無いのよ。恥ずかしいわ」
加藤夫人はのろのろとした動作で股の後始末をし始めた。

国鉄からJRに成って、鉄道利用の旅行は随分楽に成った。
我が群馬県は海の無い県で有るが、
今は乗り換え無しで湘南や伊豆の海に行く事が出来る。
時間的には新幹線を乗り継ぐのが早くて便利だが、私は電車内での(遊びを)を考えて
東京駅からスーパービュー踊り子と言う電車に乗り換える、
伊豆の下田までのコース取りをプランニングした。

「高石さん、お待ちに成りましたでしょう。御免なさい。留守の間、
 主人の世話をして呉れる家政婦さんとの打ち合わせに手間取りましたの」
上品な薄紫色の正絹の大島紬の上に濃紫のビロードのショールを肩に掛けた
加藤夫人が上気した顔でやってきた。
『いいえ、私も今来たところです』

私は長野新幹線の軽井沢駅の待合室で三十分程前に来ていたのだが、
男のマナーとして嘘をついた。


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珠江夫人五十歳。其の四

玉江4-1
加藤夫人は私の足元にしゃがむと、ズボンのジッパーを開いてフニャフニャした
ナマコの様な魔羅をつかみ出すと赤い口紅を塗った口にパックリ咥え込んだ。
そして上目遣いに私を見上げた。フェラチオンをしながら上目遣いする女性は
割とテクニシャンが多いものだ。自分のフェラチオ技術によって男の表情が快感に歪み
変化する様を楽しんで居るので有る。

そんな訳で加藤夫人の表情はとても色気があった。
加藤夫人の大きな目が女豹のように輝きながら潤んでいる。
そして手馴れのおしゃぶりの反復運動は佳境にはいった。
もともと立ちがよい私の魔羅は、急に元気が出て加藤夫人の暖かい口腔の中で
体積を増し牛乳瓶のように硬く直立した。

「もう介護の必要はないようね。立派な自立に認定します」
加藤夫人はジョークで私を笑わせながら、和服の袂からハンカチを出すと、
慣れた手付きで勃起の根元を硬く縛り上げた。
「こうすればオチンポも何時までも萎えないし、それにズボンにも汚れが付かないのよ」
私は膝の上に対面座位でノーパンの加藤夫人の着物を捲くった暖かい裸の尻を乗せた。

「わぁ、オチンポがくすぐったいわ」
私は下からすっかり膨張してギンギンになった魔羅を加藤夫人の
ヌレヌレの柔らかな陰裂にあてがった。


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珠江夫人五十歳。其の五

玉江5-1
若いウェートレスがチラチラと私達の席の方を見ている。
『何事も経験ですよ。奥さんお願いです』
「うーん。困ったわ・・・じゃあ、穿いてあげる事にするわ」
ついに加藤夫人は承諾して、その紙包みを持って店のトイレに向かった。

むろん膣内部にバイブを挿入しないと装着できない。加藤夫人がどんな顔をして
バイブをアソコに挿入しているのかを想像しているだけで、魔羅は勃起して来るのだった。

バイブのコードレスリモコンは私が持っていて好きな時にスイッチを入れて、
加藤夫人を苛める事が出来る。でも其れは後でのお楽しみである。

やがて加藤夫人は電動バイブ付きパンッを装着して来たらしい。
幸いにも和服の下はノーパンだったから、これで正常に戻ったともいえよう。
「こんなパンツを穿くのは初めてだわ」
加藤夫人はぎごちない足取りでトイレから戻ってきた。

そこへ折りしも天ぷら定食が二人分運ばれてきた。
揚げ立てのエビの天ぷらなど、狐色の衣がピチピチと脂の音を立てていた。
「まあ、おいしそう」加藤夫人は声をあげた。
でも私は電動バイブを膣内部に収めて席に戻って来た夫人の姿を見て
《おいしそう》と密かに思っていた。


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珠江夫人五十歳。其の六

玉江6-1
すれ違う対向する観光バスの窓際の乗客がおやっという表情を示したが、
直ぐに後方へ走り去った。
結合している腰の部分は車体で見えないはずだけど、
加藤夫人の微妙な上下運動は誤魔化せない。

「見られたわね」
『そうだね。でも何処の誰だか判りはしないよ』
バスの中で気持ちの良い男女の一戦を終えると、又例のパンツを穿かせた。
「あんまりスイッチを入れないでね」
「さあ、約束は出来ないよ」

やがてバスは南伊豆の温泉街に入っていった。
私は密かに此処に加藤夫人を接待する為の男性を二人呼び寄せていた。

右手には穏やかな太平洋の海原が秋の日を受けてきらきら輝いている。
バスは温泉街のバスターミナルに到着した。バスから一番最後に降り立った
加藤夫人は出迎えの人が居る事に驚いていた。

「やあ、高石さん、お待ちして居りましたよ」
七十歳とは思えない髪黒々で目も歯も魔羅も達者な橋本老人が、
明るい黄色の愛車から降りて、声を掛けてきた。


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珠江夫人五十歳。其の七

玉江7-1
私は加藤夫人に、バイブ付きパンツを脱がせることを忘れなかった。
いくら何でも他の、女性が大勢居る脱衣室で、あんなグロテスクなパンツを晒す訳には
いかないだろう。
お決まりの入浴は旅館の母屋にある男女混浴の露天風呂で済ませた。
暗い星空を見上げ、白熱電灯の照明の下、
湯気に煙る自然の岩を利用した風呂は素敵だった。

それにまして上品な加藤夫人のむっちりとした脂肪ののった吸い付くような白い肌が、
温泉の湯に暖まってピンク色に成って居るのを見るのは素晴らしかった。
もう直ぐあの肉体を三人で徹底的に、しかも合法的に、輪姦出来るのである。
ご主人も認めた輪姦である。

旅館の敷地内に流れる小川を渡り廊下で渡った所の
離れの和風の部屋が用意されていた。豪華な夕食は四人一緒だった。

旅館には私と加藤夫人は夫婦と言う事にして有ったから、
和風の寝室には布団が一組だけ用意されていた。

其処へ橋本老人と相沢青年がやって来たのだから、
どんなに勘が鈍い女性でも自分の置かれた状況は察するものである。

そして加藤夫人が今回の旅行で最も期待するメインエベントの
銀婚式の贈り物と言うべきセックスは、男性ゲストの参加で豪華になった。


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珠江夫人五十歳。其の八

玉江8-1
私の猛攻にイカされて、ぐったりとなって、肩で荒い息をしている加藤夫人を、
残る二匹の牡ハイエナはその侭に捨てては置かなかった。

トップバッターの私が後半戦に備えてまだ射精しないままの太い魔羅を引き抜くと、
オマンコに開いた空洞が塞がらないうちに、早くも、二番手の老練な橋本老人が、
まるで大きな縫いぐるみ人形でも扱うみたいに乱暴に抱かかえ、
股を開かせて松葉崩しで嵌め込んだ。

「ちょつと、休ませて頂戴よ」
加藤夫人は多少の抵抗はしたものの、私との性交でまだ開いたままの膣穴に
橋本老人が嵌め込むのはわけなく思えた。
ところが百戦錬磨の橋本老人はすぐには嵌めなかった。

怒張した魔羅のどんこの傘の様に開いた雁首が、二度三度と加藤夫人のズルズルに
ぬめる小陰唇を擦り立てたあと、指で無遠慮にグイと開いた。
ピンク色の内部が貝の身の様に蠢きぬれてぬめぬめと光っている。
そして親指の腹でクリトリスをツンツンと突付いた。

「ああっ、もうだめ。早く入れて」
「おうっ、入れてやるとも」
橋本老人は魔羅をズコンと挿入し強引に腰を使いはじめた。
加藤夫人ははじめは慎ましやかに橋本老人のリズムに合わせて腰を動かしていたが、
やはり女の生理を知り尽くした男の技巧の前に、段々と動きがワイルドにさせられていく。


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珠江夫人五十歳。其の九

玉江9-1
「うう、またなさるのね」
無言のままの私にまたまた魔羅を嵌め込まれて、
加藤夫人は最初からハイテンションで喘ぎはじめた。

女性は続けざまに何人もの男に輪姦されると、最初は嫌がっていても、
最後には肉体が快感に敏感に反応して積極的に受入れてしまうという。
その夜の加藤夫人がそうであった。

その後はもう体位こそ色々だったが、
相手する男性は相も変わらず私、橋本夫人、相沢青年の三人が次から次へと
車懸かりで加藤夫人に襲い掛かり魔羅を突き刺すのである。

プロ売春婦ならぬ素人の、其れも上流家庭と言われる元大学教授夫人の
あまり使い込まれていないオマンコである。
さすがに五回目となる橋本老人二度目の頃ともなると、
赤く腫れあがり始めた性器から、血が滲むようになった。
七回目になる私とのセックスの時は加藤夫人のサネは充血して
赤いグミの実の様に成っていた。

「こんなに続けざまにするの、もう止めましょうよ。私もうくたくたよ」
加藤夫人は哀願するように言った。

『駄目ですよ。奥さん、こんな素晴らしいセックス体験は二度と味わえないですよ。
 各人四度ずつ合計十二回する計画なんです。我慢してください』
部屋の柱時計を見ると深夜の二時を過ぎていた。


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珠江夫人五十歳。其の十

玉江10-1
「奥さん、最後はナマで入れますからね。でも、チョツト柔らかくなったから、
 すいませんが、このチンポをしゃぶってシャッキリ立たせて下さい」
相沢青年は膝を立ててペニスを仰向けに寝ている加藤夫人の前に突き出した。

柔らかく成ったとは言え、相沢君の特大魔羅はでかい。
加藤夫人が口に頬張ると口一杯に成った。
これが最後でセックス地獄から解放される安堵感で幾らか気力が蘇ったと見えて、
メロンの様な、大きな乳房をゆさゆさしながら上半身を起してて、
頭を前後に振り始めた。

だがなんとしたことか相沢君のペニスはだらりとした侭起き上がらない。
加藤夫人は、ジュッパジュッパと音を立ててほっぺをふくらましたり、すぼめたりして
相沢君の亀頭を吸ってなんとか奮い立たせようと試みるのだが駄目である。

『この相沢の軟弱者、そんな有り様じゃプロ失格だぞ。
 最後の締めは俺が相手しよう。奥さん最後は私で良いですよね』
「高石さんで終わりなのね、お願いしますわ」
「じゃあ高石先輩にバトンタッチします」

私は相沢君を横に押し退けると、
青い静脈が浮き出て固い肉棒の状態を維持しているものを誇示した。

「そうだよ。今回の企画は高石さんが持ち込まれたお話だから、
 初めと終わりを高石さんにお願いするのが筋かもしれないね」
橋本老人の援護射撃もあり、またもや私の出番となった。

昨夜から徹夜での連続十二回目の最終を飾る為に、私は灼けるように熱く火照った
快楽の肉棒を加藤夫人のむちむちの太腿の間にあてがった。


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旅行先で出会った女。其の一

◇たしかめの愛
出会った女1-1
旅行先で偶然知り合いになったカップルと奇妙な関係になり、それが縁で先方の
招待を受け複数プレイを楽しんでいるので、今日はその経過を書き留めて見ようと思う。

一昨年の秋、私達夫婦は九州へ三泊四日のパック旅行を計画し、
旅行会社へ申し込んだのだが。ところが出発の六日前になって、家内が、
「からだの調子が良くないので行くのを止めます。折角だから一人で行ってちょうだい。
 誰かお相手を捜してご一緒にどうぞ」と、冗談めかして言うのである。

何度も思い直すように説得したが、家内は首をタテに振らないので諦めて翌日、
旅行会社へ中止を申し込みに出掛けた。

大岡川沿いを歩いていると後ろから「仲村さん」と声を掛けられたので、
振り返ると以前、同じ職場で交際のあった多美子であった。
久しぶりなので、近くの喫茶店へ入り、近況を話し合ったが、
彼女は離婚して独り暮らしで、保険外交員をしているとのことであった。

その時、私の頭を掠めたのは、多美子を誘って俄妻に仕立てて旅行へ
行こうという企てであった。
彼女にその旨を話しすると「一緒に連れてって下さい」との二つ返事であった。

帰宅後家内に「相方に相応しい人が見つかったので旅行に行く」
と宣言したが、家内は「どうぞ」とあっさりしたもので、
まさか本当に、女性連れで行けるとは思っていないようであった。

ところで、多美子と私の関係を少し記しておこう。
今から二十年余り前、私の勤めている会社に入社して来た五人の女性の一人が
多美子で、同時代に入社した中で一番年齢が高く、二十五歳で独身だった。

他の四人に比べて仕事が良く出来たので、私は特に目をかけていた。

其の年の秋、熱海に有る会社の保養所での自由参加による忘年会が開催された。
宴会の席は盛り上がっていたのに、なぜか多美子は独り寂しそうであった。、
宴がお開きになった後、彼女を外に誘ったが首をタテに振らなかった。


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旅行先で出会った女。其の二

◇同室プレイの提案
出会った女2-1
旅行当日、福岡空港に集結し貸し切りバスに乗り込んだ参加者は総勢24名で、
其の内カップル客が五組で、残りは三組の団体であった。

座席は既に指定されており、私達の直ぐ横は同年輩くらいのカップルで、
「田村」と名乗り、松本市から来たとの事であった。何かと私達に話しかけてきて、
休憩するたびに飲み物やお菓子を買っては交換し合う仲になった。

初日の泊まりは長崎県平戸のホテルで、夕食前に大浴場に入り、
体を洗って居ると横に腰をおろしたのが田村さんだった。
「お宅、持ち物すごく立派ですね」
と、私の股間の一物を覗き込んで誉めそやすのだった。

私は「昔は自慢の息子でしたが五十を超えてからはもうダメですよ」
と謙遜したが、褒められて嬉しくないはずはない。

宴会形式で夕食が始まり、終わりに近づいた頃、田村さんが私の座に近づいて来て、
「もうちょつと飲みませんか」とホテル内のバーへ誘って来た。
断わる理由もないので承知すると、田村夫人と思しき女性は多美子をホテルの
お土産売店へ誘い、先に席を立った。

バーの奥まった席に腰をおろし、カクテルを注文すると、田村さんが、
「ちょっとお願いがあるのです」と切り出した。
「仲村さん達は、ご夫婦ではありませんね。いや、バスの中でお連れの女性が貴方を、
 “仲村さん”と呼んでいましたので、これはいい仲の二人だと思いました」
と、言うではないか。そこまで見破られていては仕方がないと判断した私は、
多美子との仲を白状した。

「実は私達もそうなんです。私はスーパーを経営していますが。
 彼女は取引先のベテラン事務員です。
 もう四、五年前からの交際で、実質的には夫婦同然です」
と、田村さんは自分たちの事をすっかりオープンにされ、
「そこでお願いがあるのですが」と話を進めて来た。

「私達は人に見られていると燃えるんです。何とかご協力願えないだろうか」
と、同室プレイを提案してきた。


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旅行先で出会った女。其の三

◇少女のようにとがった乳房
出会った女3-1
私は部屋に入った途端、物も言わず大柄な節子を抱き寄せ、彼女の口唇を塞ぎ、
同時に浴衣の上から、彼女の大きな尻を両手で抱き、撫で回しながら、
私の股間と彼女の股間を強く密着させた。

節子はそうされても少しも拒まず、私をほっとさせた。
想像していた通り、彼女の尻は硬く、ピチピチしていて弾力があった。
私は彼女の口の中へ舌を入れ、彼女の歯茎を撫で回し、唾液を吸い、
さらに私の口の中に入ってきた彼女の舌をしゃぶり、徐々に彼女の官能を高めていった。

私は頃合をみて浴衣の前を広げてブリーフの中で既に怒張している一物を取り出し、
いきなり彼女に握らせたのである。
この方法は“男”を知っている人妻には回りくどい事を言うより効く。
手の中にギンギン脈打っている熱い一物を手にすると、人妻達は直ちに性交の場面を
イメージし、膣の中が疼いて来るのではなかろうか。

案に違わず節子は身震いして歓び、それでも最初は遠慮深げに握り、静かにむき出した。
私の思う壺で、彼女に弄られるとそれは余計に硬さを増し、亀頭が剥き出しになった。
節子は大きな溜息を吐き、意味不明な音声を洩らし、私に体を擦り付けて来た。

すかさず私は、彼女の腰にぴったりとまとわり付いている腰紐を解き、
白いパンティを膝までずり下ろし、躊躇することなく裂け目に手を滑らせていった。

彼女の其処はすでにベトベト、ヌルヌルの状態で、節子が濃厚なキッスと、
硬い一物を握らされて、いかに感じを出しているか何よりの証拠だった。
その愛液は太い腿にまで垂れ流れていた。

私は彼女のオマンコを処構わずかき回し、肉芽に指を這わせると、
彼女は突き出た白い尻を蛇のようにクネクネしながら一層昂奮し、
私の口唇を強く吸い、亀頭の首根を振るようにしてむいた。

私も尚も空いている左手で彼女のつんと出っ張った臀部を撫でさすり、
「この太いのを嵌めて見ますか、」と聞くと、
狂ったように私にしがみつき、さらに私の一物の固さを確かめるように強く握った。

久美子と違うところは、この節子の方がより積極的であり、動作がキビキビしていた。
運動神経が発達しているのだ、高校生の頃バレエボール部に所属していたと言う。


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旅行先で出会った女。其の四

◇可愛い女をハメ殺す
出会った女4-1
私は少女のようにツンと上を向いている乳首を吸い思う存分弾力のある
乳房を揉んでやった。彼女は泣きそうな顔になり、私の胸に顔を埋め
「どうしょう、またいきましょう、あなた強いんですもの」と言った。

私は冷静な声で「これが返事です」と言って、
いきなりまた彼女の子宮に向かって突き上げた。
今度も彼女は裸のまま私にかぶりつき、また達した。

私は彼女の身体をゆっくり引き離し、抱きかかえて布団の敷かれてある部屋に運び
低いところで放り投げ、さらに品物のように転がしてうつ伏せにした。

高く盛り上がった魅力的な尻をまず十分眺め、しみじみと撫で摩り、
それから無造作に彼女の股を両手で左右に開き、息つくひまもなく、
濡れ光っている膣の中へ肉棒を突き刺していった。

すでに三回目の性交のせいか、ペニスはズルズル浸入していき、直にぐぐんと奥まで達した。
途中、やはり彼女にも狭い処があったが多美子の様に押し返される事はなかった。
私が、ペニスをこれ以上入らないまでに浸入し、彼女の尻に私の恥骨がぶつかると、
節子は両手でシーッを掴んで悶え、呻いた。

私は膝をつき、彼女の尻を抱き、いきなり抽送を行うと、彼女は益々みだれ、
「もう沢山よ、早く終わらせて・・・もう助けてぇ・・・」と口走り、
夢中になって膣をピクピクすぼめるので、その気持よさは例えようもなく、
今度は私の方が危うく射精感が襲ってきてしまった。

そして抽送するたびにクチャリ、クチャリと互いの肉の当たる淫らな音が官能を高める。
私は抽送を止め、彼女にも腰を使わずじっとしていて欲しいと頼んだ。
其の途端、節子はまたオルガスムスに見舞われ、のけぞり「うわぁっ」と絶叫し、
身体をブルブルと痙攣させた。私は女の痙攣を見るのが大好きで、
性交しながらそれを見ていると、男としての自信が生まれるのだ。

それから私は、「抜かないで」と哀願する節子を無視してペニスを引き抜き、
また彼女を転がすようにして仰向けにした。彼女は、私をすがるように眺めながら、
「もういいわ、あたし何度もイッタわ、
 これ以上イッタらあたし如何にかなっちゃうわ、お願い、助けてぇ」
と言った。是に対して私は、わざと怒った口調で、
「なにを言うか、おれは、あんたをこの場でハメ殺すんだ」と言った。


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旅行先で出会った女。其の五

◇彼女の下着を穿ぐ瞬間
出会った女5-1
昨年の二月、出勤すると机の上に封筒が置かれてあった。
九州旅行で知り合った田村さんからであった。手紙には、
ーー九州旅行、大変思い出深いものになりました。
ぜひ、もう一度お手合わせ願えませんか。此方ですべてお膳立ていたしますので、
多美子さんとご一緒においでくださいませーー
と言う内容で、プレイ日時も記されていた。

私も九州旅行での楽しかった夜を思い出し早速、多美子に連絡を取ると、
「都合をつけますから、ぜひ連れてって下さい」との返事だったので。
田村さんに電話で「お伺いします」と連絡をした。

当日松本駅の改札口で田村さんが待っていてくれたので、
一緒に喫茶店に入り予定を聞いた。

プレイ参加者は、田村さん(節子さんは会社の都合で不参加との事)
地元建設会社のオーナー川上さん、と其の愛人で茶道の師匠をしている美登里さん、
他に、当日プレイ会場となる旅館の女将・照枝さんと、その姪で若女将修行中の
絹子さん、それに私と多美子を含めた総勢七名との事だった。

車で30分程走り到着した旅館は和風で、五、六室とこじんまりした旅館で、
玄関先に女将と絹子さんが出迎えに出てきた。

通された座敷には大きな掘りごたつ式のテーブルが中央にあり、赤い掛け布団が
艶かしい感じであった。
川上さんと愛人はまだ到着しておらず約束の時間までは可也の時間が有った。
女将に、「先に一風呂浴びてください」と勧められたが、多美子は「後にします」
と言うので、私一人浴場へ行った。

湯舟に身体を沈めていると、女将が入ってきて「お背中、ながしましょう」
と私を洗い場に誘い、股間の一物を握り「ご立派なお道具ですね、今夜が楽しみですわ」
と言うので、私も女将の裾をはしょった長襦袢の中に手を入れるとジャリジャリとした
陰毛が直に触れた。

少し上気して座敷に戻ると、川上さんと美登里さんも顔をそろえていた。
川上さんは如何にも好色絶倫そうで、川上さんの相手には多美子が指名され、
私は絹子さん、田村さんは美登里とのカップルが出来、女将は夜に私の所に
来る事になった。


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旅行先で出会った女。其の六

◇快感を貪る可愛い女
出会った女6-1
「入れるぞ、後悔しないかい?」
と私がわざと言うと、絹子は激しく首を横に振り、苛立った表情で、
「早く、早くうっ」とせかした。

私は間髪を入れず、怒張した亀頭の先を膣の中へぐうっと突っ込んで行くと、
絹子は「うわぁ」と絶望的な声をだし、同時に下からするどく腰を突き上げてきた。

なんともいいタイミングで私の亀頭はするりと頭を隠し、
暖かく、やんわりとしたものに包まれた。しかし意外だったのは予想外に膣の中はきつく、
腰に力を入れて思い切り嵌め込んだ積りだったのに、ベッドの横のドレッサーに眼を移すと、
私のペニスは未だ半分ぐらい残って見えた。

私は慌ててさらに腰に力を入れ、ぐっと根元まで、彼女の膣の奥深く嵌めこんで行った。
やっとの思いであり、この時初めて、この肉付きのいい豊かな身体の人妻と、
しみじみと性交をしているのだと言う実感が湧いてきた。

あまりの気持ちよさに、私が肉棒全体をピクピク動かすと、絹子は、
「あっ」と呻き、私が「わかるのか」と聞くと、
「よくわかるわ、でも、初めての夫以外の人なのではしたない声をだせないの」
と言い、下から力をこめて私に抱きついてきた。

こうして彼女が尻を少し動かしても、彼女の柔らかい膣が亀頭に纏わりつき、やんわり
擦るので、私は瞬間的に亀頭部あたりがぼうっと成って来る様な快感に包み込まれた。
世の中にはこう言う遣り甲斐のある人妻もいたのだ。
「これが奥まで這入ったと言う感じなのね」と、絹子はまた嬉しい言葉を吐いた。

私はペニス全体にぴったり吸い付いているような緊縛感を十分に味わいながら、
おもむろに抽送を開始した。

さすがに人妻だけあってその抽送にあわせ、絹子も分厚い尻を弾ませながら、
上下に滑らかに動かし始め、やがて鼻を鳴らし、目を瞑り、顔を左右に振り出し、
「いいわあ、とろけそう」と言った。
私は彼女の目を開かせ、互いに大きく腰をつかっている様子を鏡で見るように言った。


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旅行先で出会った女。其の七

◇あたし、イキっぱなしなの
出会った女7-1
そのうえ私の一番敏感なカリと鈴口を舌で絡まれ、ペロペロやられ、私は危うく
気が遠くなりそうになった。それはあたかも母親にやんわり抱かれた赤ん坊が、
母親から頬を舌なめずりされているような、なんとも優しい感情にさせられる・・・
それでいて今にも爆発しそうな快感であった。

私は、この淫らなシックスナインで何時も思うことは、人間は互いにここまで好色になれて、
相互に快感を貪り合える動物なのだなという実感だった。
とても正気な沙汰と思えないことを、愛し合う男女の間では平気で遣れるのだ。

私はもう無我夢中で絹子のクリトリスを、口唇と舌と歯と唾液を使って弄び、責苛んだ。
「だめ!あっ、またいくうっ」と、彼女は突然口に咥えていた私のペニスを吐き出し、
そう叫んで、尻を上下に小刻みにゆすり、口を突っ張らせた。

それでも私がタコのように彼女の陰核に吸い付いていると、
「もう狂っちゃう、これが欲しい、早く入れてえッ、お願い」
と悲痛な声で叫び、またペニスにかぶりつき、呻きながらしゃぶり出した。

私は今や半狂乱に成って居るこの好色な人妻に、愈々とどめを刺す時が来たと思った。
射精したいのを我慢に我慢を重ねここまで持ちこたえて来たのだ。

私は、性交はあらゆる秘術を使って女を歓ばせ、狂わせ、それによって
此方も欲情が昂まり、最後に互いに一挙に性感を爆発させ、
羽化登仙する事だと思っている。現世でこれ以上の極楽浄土を私は知らない。

私は絹子の身体から降り、元の位置に戻り、今度は彼女の脚を持ち上げ、
尻の下に枕を当てがい、彼女のオマンコが真上から丸見えに成る様にし、
上から垂直に嵌め込む事にした。

この体位は、目で性器が楽しめるうえに、陰茎が根元まですっぽり入り、
膣の摩擦感が加わり、しかもストレートに子宮を突かれるので、性経験の深い女は
涙をこぼして喜び、射精と同時に猛烈なオルガスムスに達する事が出来た。

私は、自分の体重を掛ける様にして、目の前で八の字に全開している彼女の
締りのいいオマンコに対して、再び己のペニスを突き刺していった。


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旅行先で出会った女。其の八

◇私の提案
出会った女8-1
昨年の暮れ、家内が旅行会社のパンフレッドを手に、
「この夫婦パック旅行に連れてって」とせがむのだった。
一昨年の秋、私が旅行に誘った時、妻は同行を拒んだのに、
今回私と一緒に行きたがるのには理由があった。

一昨年の九州旅行、直前になって妻が行かない事になりキャンセルしに
旅行会社の営業所へ出向いたのだが、其の途中で偶然かっての部下、
多美子と出会い、冗談半分に旅行に誘ったところ、意外にも喜んでくれたので、
結果的に愉しい不倫旅行を体験したのだった。

ところが暫くして、多美子との不倫旅行が家内にバレてしまい、大もめにもめて口も
きかない状況が一ヶ月ほど続いた。そして或る日の事であった。当時、家内は
パートに出ていて帰宅はいつも六時過ぎ出あったが、その日は私が七時近くに
帰宅しても家内の姿は見えず、帰宅したのは十一時過ぎで、
「何をしていたのか」と咎めると、
「友達と食事をしていて遅くなりましたと」弁解してきた。

納得出来ず翌晩さらに問い詰めると、会社に出入りのセールスマンに誘われ
食事をし、その後モーテルへ行った事を白状した。
思わずカッとなり、家内の頬を二、三発殴り、其の夜は別室で就寝した。

ところが朝方に成って家内は私の寝ている布団に中に潜り込んで来て、
一部始終を涙ながらに話したのである。
「不倫なんかしたのは、あなたのせいよ。私だって寂しかったの。
 だから一度、不倫してみたくなって・・・」と言うのである。

家内の真情を聞いてるうちに、不倫に走った妻を責められない私の日頃の行状が
思い起こされた。新婚時代の、二三年を除けば私は年に二、三人のペースで
相手を変えて浮気していた。ソープの女は別にしてもその数は30人は下らないだろう。
独身女性は言うに及ばず、人妻もかなり悦がり泣かせてきた。
妻の不倫を責める資格など元々私には無かったのである。

私も悪かったと後悔の思いがこみ上げ、家内が愛おしくなり、激情に駆られて
家内を素っ裸にして夜明けのセックスをした。
この時にしたセックスの快感は、以前には味わった事の無い、
性生活を一変させてしまうほど強烈なものだった。


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旅行先で出会った女。其の九

◇夫婦交換プレイ(1)
出会った女9-1
「奥様、お綺麗ですわね」
私達も踊っていた。恵子さんが私に言いました。亭主が私の妻に欲情していることを
感じているのです。嫉妬かも知れない。

「いえ、奥さんの方が、ずっと魅力的です。御主人が羨ましくてたまりません」
私は小声で言った。
「えっ、まさか?」
「奥さんには、大人の色気を感じます。特にこの辺りが」

私は首筋の後れ毛を指でそっと逆撫でして溜め息をつく振りで息を掛けてみた。
恵子さんの身体が竦むと私の袖を掴んだのです。

「妻の絹代も、御主人のことを素敵な人、と思っていました。この旅行中、いえ今晩だけでも
 入れ代われたら楽しいだろうねって冗談言っていたのです。
 アッ、御免なさい、こんなこと言って。でも、あちらは、もう、その気みたいですよ・・・」

恵子さんの耳元で、囁く様に話かけました。絹代とご主人はピッタリとは言えませんが、
頬と頬がほんの少しの間隙をあけて目をつぶって踊っている。
下半身はピッタリと密着してお互いにこすり合い、演歌に合わせて揺れているのだ。
テレビの画面の色彩が二人の顔に写っていた。

「御主人にお話なさい。今晩だけ入れ代わりたい。と私達が言っているって。
 それだけ言うのです。余分な言葉は要りません」

恵子さんは一瞬、怪訝な顔をしていましたが、私の言った事を理解して、
沈黙してしまった。しかしテレビの歌が終わると、
「分かったわ」と言ってテーブルに戻った。

私は妻と踊った。恵子さんに提案したことを伝えると、妻の身体が震えていた。
おそらくたった今、恵子さんが御主人に話しているはずである。
賭けです。駄目となると気まずくなってしまう。

森進一の歌が始まりました。曲は「悲しい器」三十周年の記念曲だとか。
私達はテーブルに戻って、絹代は御主人を、私は恵子さんをダンスに誘いました。
恵子さんは下を向いたまま立ち上がった。

歌は低い音のフレーズから、高い声に代わった。
「如何でしたか?」との私の問いかけに、
「黙って、ウンと・・・怒った顔してたわ。あたし、怖い」
失敗したかな思いつつ、チラッと向こうを窺うと絹代が何か御主人の耳元で囁いています。
と見ている間に、二人は立ち止まり濃厚なキスをしたのです。
そのまま、なんと口を吸いあったのです。


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旅行先で出会った女。其の十

◇夫婦交換プレイ(2)
出会った女10-1
「なんだか夢中になっちゃって」
御主人がバツの悪そうな顔で、あれから初めて口をききました。
「今夜はお互いの妻を交換して過ごす事に異存はありませんね、此れからは、
 夫々の部屋でパートナーを取り替えて朝まで過ごしましょう。宜しいでしょうか」
皆頷きあって同意の意思を確認した。
妻達は化粧道具や下着の着替えなど必要最小限の荷物を纏めて移動した。 
と言っても部屋は襖で仕切られただけの隣部屋で睦言は筒抜けに成りそうだ。

暫らくして、私は恵子さんを誘って風呂に行きました。
女も一度肌を許すと大胆に成るものの様です。風呂場では指と口の愛撫で
何度も声を上げさせて気をやらせましたが、挿入は我慢した。
「私ばっかり気持ちよくなって・・・アナタはずるい人・・・」

部屋に戻ると妻の喘ぎ声が聞こえてくる。
そっと襖を開けて見物させて貰う事にした。
「絹代、どうだい、気持ち良いかい?」
呼び捨てにして、まるで夫婦の呼吸のままだ。
「ウッ、ウッ、ハッ、ハッ、ハァーッ、キ、キモチイィー」
二人は息を合わせて目を見つめ合っている。妻は二回戦をやっているのだった。
顔を紅く染めて、それよりも真っ赤に濡れそぼった陰部をガバッと拡げて、
其の中を男に思いきり突いて貰い、気持ち良さを訴え合っているのだ。

「どっちが気持ち良いーッ?」
「ア、アナタが、イイーツ・・・ネッ、あなたはッ?」
「オマエが良いーッ。凄く良いッ。こんなに良いのは初めてだ」

ピチャ、ピチャ、グチャ、グチャという音に混じって絹代の鼻に掛かった甘え声が響いています。
「アーッ、アナターッ、イイワーッ」
「ど、どこがいい?絹代のどこが気持ちいいのか教えてくれ」
「全部・・・あなたッ、全部よーッ」
「一番、気持ち良い処をいってごらん」
「イヤッ、アナタッ、オ、オマンコ・・・絹代のオマンコよッ」
「アーッ、おまえのオマンコが気持ちいい。一番いい」
「ウッ、ウッ、イキそう、たまんない。一緒にイッテ・・・」
絹代は、またも猛烈なアクメを迎えていた。


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旅行先で出会った女。其の十一

◇夫婦交換プレイ(3)
出会った女11-1
さて私がこんな事を、
性の饗宴を繰り拡げている二人を目の前にして延々と考えていた訳ではない。
正直に言うと、私は妻の狂態を目の当たりにして理屈抜きに興奮していた。
ギンギンに勃っていた。

「恵子さん・・・」声がかすれていた。
私は恵子さんを引き寄せると、縋り付いて来る恵子さんを私の上に乗せた。
「佐山さん、絹代さんは、そんなにアソコが素晴らしいんですか。私のは駄目なの」
矢張り恵子さんは、御主人の発した言葉を気にしているのだった。

「恵子さんも素晴らしいですよ。先ほど、奥の方を掻き回した時に判ったのですが、
 数の子天井といって生まれながらの 先天的なもので、
 練習等で出来るものでは有りません。Gスポットの周辺にザラザラとした部分があって、
 ペニスを挿入すると亀頭がこの部分で擦られ男性は凄く刺激を受ける事に成るのです。
 恵子さんのこの数の子天井にかかったら、包茎や童貞に近いペニスなら
 刺激が強すぎて三こすり半で確実に精液を噴射してしまいますよ」

「本当、私のオマンコってそんなに名器なんですか。全然しらなかったわ。
 しかし男性がそんなに早くイッてしまうのなら名器もつまらないわね。
 主人も私を歓ばせてくれないで、いつも先に射精して取り残されるですもの。
 名器なんて男性には良いけれど、女性にとっては損なだけですわね」

やはり女性は、他の女性の身体と自分の身体の違いに興味があるのだろうが、
名器と誉めてもらって悪い気持ちがしないのか、
恵子さんは気分良く納得して満足したようだった。

絹代と御主人は私達が覗いて居た事を感づいたはずですが戦いを続けている。
私も下から挿入して、深い毛と一緒に陰核を擦ってやった。

絹代に対抗心を持ったのか、自然の事なのか判りませんが大きな溜め息をついたと同時に、
大きな胸を自分で揉みしだくと私の上で下半身を握るように腰をグラインドさせる。
陰毛がザラザラと股間を刺激し、膣の中の上壁を意識して擦り付けるようにして来た。


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野崎夫妻との夫婦交換。其の一

「上州猿ヶ京温泉バスツアー」其の一
夫婦交1-1
「あなたの奥様、大変お美しい方ですね。私の好みです。
 うちの家内も魅力有ると思いませんか。
 好みが違うと言われますと、其れまでですが」
突然、見知らぬご主人から、このように声を掛けられて、一瞬呆気に取られた。
何を意図として、私に声を掛けられたのだろうかと、思わず戸惑ってしまった。

このご主人の言語明瞭、意味不明なこの一言が、
楽しい夫婦交換の旅行のスタートに成ったので有る。

私は現在定年退職した身で有るが、五年前の当時は新宿のK百貨店に勤務し、
南口にT百貨店が開業してからは、毎日激しい販売合戦を繰り広げていた。
私の所属する販売促進部は、早めのお歳暮クリスマスセールの企画に追われ、
休む暇も無く働き詰めで合った。
やっと企画案が出来上がり、交代で二日間の休暇が社員に与えられた。

私は、ゴルフなどには興味が無く、
休日は専ら妻の身体にベタベタとくっ付いて過ごすのが常で有る。
今回は此処二ヶ月程忙しさに怠けていた女房孝行とシャレて、
妻の由美子との上州、猿ヶ京温泉へ一泊二日のバスツアーに参加したのである。

そして最初の観光スポット雲洞庵で、見知らぬ人に声を掛けられたのである。
その時は無視したのだが、清津峡で食事をした時に、また声を掛けられた。

「私達と今夜、夫婦交際しませんか」
びっくりした、まさかと思ったが、私の方が言葉の意味を取り違えて居ると思い、
質問をした。
「夫婦交際とはどんな交際なのですか」するとご主人は、手を振りながら、
「言葉の意味をご存じないようですので、聞かなかった事にしてください」
と言って離れようとなさったので、
「夫婦交際は知りませんが、夫婦交換の経験は有ります」
と申し上げるとご主人はニッコリ笑って、
「そうですか。突然な申し出で、失礼な事は重々承知してしていますが、
 今夜、あなた様ご夫婦と楽しみたいと思って、家内と相談して、申し込んだのですよ」
と嬉しそうに話された。


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野崎夫妻との夫婦交換。其のニ

「上州猿ヶ京温泉バスツアー」其のニ
夫婦交1-2
宴会場では、すでに野崎さんご夫婦が、仲睦まじく話し合って居られる。
夕食の献立は豪華で食べきれないほど所狭しと並べられている。
自慢は自家製豆腐を使ったこだわりの豆腐会席で有る。
バスツアーの宴会は貸切と違い、他人を意識する必要がない上、
会話の内容も制限しない。
添乗員の挨拶が終ると野崎さんが、
「もうお腹が鳴っている。今夜の為に精を付けなくちゃ」
が合図になり、妻達の酌でビールを飲みながら、今夜の打ち合わせをした。

由美子は野崎さんの表情を眺めている。
奥さんの日奈子さんは、私の肉体を頭の中に思い描いて居るのか、もう目が潤んでいた。
妻達の同意を得ながら、お互い経験者だけに簡単に三つの約束事が決っていく。

(一つ)宴会を早めに切り上げて、スムーズに夫婦交換が出来るように、
カラオケBOXで歌いながら、ペッティングで打ち解けあう。
(二つ)妻達は部屋替えをし、明朝まで相手のご主人の全ての世話をし、
朝食の時に入れ代わって夫の元に戻る。
(三つ)避妊具はコンドームを使用し、中への直出しはしない。
フェラチオンも生尺は良いが口腔発射や顔面発射はしない。
「これで宜しいでしょう」
と確認を求める野崎さんに、私は頷いて了承した。

宴会は二時間の予定である。だが、積の所々が歯が抜けたようになり、
繰り上げて中締めになった。野崎さんが、
「カラオケBOXは予約して有ります。これからもっともっと盛り上げましょう」
と四人は立ちあがり、廊下に出てカラオケBOXに向かって歩き出した。


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野崎夫妻との夫婦交換。其の三

「上州猿ヶ京温泉バスツアー」其の三
夫婦交1-3
私には何度かの3Pの経験が有るから、自分の妻が悪戯されるのを
見るのは初めてではない。が、何度見てもその光景は煽情的である。

私のペニスは更に硬さを増した。此処で日奈子さんの歌が終った。
今度は私が歌う番である。私と交替した日奈子さんは、
「由美子さん、レズプレーはお好きですか・・・」
と言って自分の乳房に手を添えて、固く尖った乳首で乳首を擦れ合わせながら、
二人の乳房が重なった。
「女の事は女が一番良く知って居るのよ」と巧妙に甚振られる。
日奈子さんの愛撫に身を委ねた由美子は、うつろな表情をしていた。
今度は、女二人対男一人の、レズ含みの逆3Pに変化した。

「あなた、由美子さんの大切な処にキスしてあげて」
「そんな、奥さんの前で、わたし困る・・」
と由美子は抗ったようだったが、
「あら、あなたのご主人、日奈子のここ、美味しそうに舐めて下さったわ」
と言われて対抗意識からか、由美子は黙ってしまった。

それを良い事に日奈子さんは、由美子の両脚を折り畳みも真横に押し開かれた。
女で有る事を示す部分が、内腿の筋に引かれて媚肉の割れ目から
壁肉の構造まで見せているのが、そばで歌っている私の目にも映った。
直ぐに野崎さんは由美子の淫裂に吸い付き、
大きく舐め回し、大陰唇ごと口一杯に頬張り、
音をたててズルズルとベトついている淫汁を舐め取られる。

二人の女(男)に愛され、二人で一人の女(男」を愛する相姦図は、
一体三宝の法悦の姦淫極楽であり、一曲歌うごとに男女が入れ代わる
カラオケ3Pのエンドレスの愛欲であった。

歌い疲れ、舐め疲れ、触り疲れた四人は、
夫婦交換の仕上げに移るべく、カラオケBOXを出た。


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野崎夫妻との夫婦交換。其の四

「上州猿ヶ京温泉バスツアー」其の四
夫婦交4-1
男湯で肩まで湯に浸かり、ゆったりと手足を伸ばした。
髭も剃りさっぱりした身体を脱衣室前の藤椅子に腰掛ける。
お茶を飲みながら日奈子さんを待った。
直ぐにタオルで額の汗を吸い取らせながら、
「お待ちになったかしら」と私に気を遣い戻ってこられた。

朝風呂は一日の始まりの活力を与えてくれる。
風呂上りの日奈子さんに一瞬見惚れてしまった。
女の甘酸っぱい匂いは男の鼻孔を刺激する。
鏡の前で顔に化粧水を付けている日奈子さんに、思わず欲情してしまった。
抱き寄せると、まだ上げずに有る布団に引きずり込んだ。

「待って、忘れずにつけてね」
と言ってバッグからコンドームを取り出し、
私に渡すと浴衣の帯を解き湯上りの身体を開かれた。
優しさの籠もるキスから始めた。
日奈子さんの身体の温もり感触を確認するように
順序良く手順を踏み、性感帯を掘り起こす愛撫に、
日奈子さんはもの狂おしく悶えられる。

「乱れる前に欲しい」と言って、私の腕から擦り抜け
私の下半身に頭を潜り込まれた。
悩ましげに喘ぎながら唇で、ペニスを絞り込む様に強く吸ってくださる。

日奈子さんのフェラチオンを堪能して、今度は私がクレパスを口に含んだ。
口全体に石鹸の香りが広がった。舌先でクレパスを割り、
敏感な尖がりを刺激すると、力を失った花ビラから止めどもなく
蜜が溢れ出てきた。
「ああー」と糸を引く呻き声を、吸い取るように唇を重ね、
上から恥骨を圧迫するようにペニスを挿入した。
「あっ、そこがいい」
両手を私の背中に回し、抱きつきながら腰を突き上げられる。
湯上りの肌を、更に赤く染め、絶頂へと昇り詰められた。

朝食のバイキングは昨夜の宴会場である。打ち合わせた時間に私達は合流した。


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野崎夫妻との夫婦交換。其の五

上州猿ヶ京温泉バスツアー。其の五
夫婦交5-1
「見えないと判っていても、下着を着けないノーパン姿が、
 これほど不安なものとは思ってもいなかったわ」
ズボンの前を膨らませ、後ろからガードしながら登る私と野崎さんに、
振り返りながら頬を赤くしながら言う。

ニ礼ニ拍手一礼の三拝をする。だからと言って私は信心深くはない。
神仏は尊敬するが信じないという信仰心の薄い人間である。
ノーパンでお参りする妻建ちにだって神の御加護が有るはずはない。
水子地蔵にも賽銭を投げて手を合わせれば、もうする事がない。
他の観光客はお土産屋さんに入った。私達は変り映えのしない観光土産をパスした。
私は日奈子さんの前に立つ。池の鯉に餌を与えながら妻達が入れ代わった。

「此処で指遊びをなさるつもり」
『いやかい』
「ううん、待っていたの」
二人の妻とも性格が天真爛漫なだけに、このような遊びをいとも易々と受け止め、
自分たちも楽しもうとしている。

日奈子さんのステッチの入ったスカートや由美子のフレアスカートは、
手を太腿の奥まで簡単に進入させることができた。
拒む物のないノーパンは、五本の指がスカートの中で自由に動き回り、
指遊びを堪能した。日奈子さんのみっしりと肉の張った中年の太腿の感触は、
堪らないほど心地良い。揉むように太腿を撫で上げると、日奈子さんは慌てて
周りを気にして両足を強く閉じ、スカートの上から私の手を押さえて動きを
止め様となさったがそれは却って悪戯する手を自分の陰部に押し付ける結果に成った。

「足を少し開いて触り易い様にしてください。ご主人も由美子と楽しんで居られますよ」
と言うと、隣で弄りあっている二人に視線を向け、夫の悪戯に顔を紅潮させている
由美子をみて安心されたのか、
「優しくしてね」
と足の力を抜かれた。両足をこじ開けるようにすると腿の付け根の淡い茂みに触れた。
さらに手を差し込むと柔肉に触れる。其処は既に潤っていた。


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野崎夫妻との夫婦交換。其の六

「鬼怒川温泉で夫婦交換」其の一
夫婦交6-0
上州猿ヶ京温泉バスツアーから半年余り過ぎた五月の始め。
東京は桜は葉桜となり季節は春から若葉の美しい時期にさしかかった。
そんなある日、自宅の電話が鳴った。
妻の由美子が買い物で留守であったので私が出た。

「ご無沙汰致して居ります。野崎の家内です。突然の電話で驚かれたことと思いますが」
『日奈子さんですか?』
「ハイ、日奈子です。お元気でしたか?今の季節、山が生き生きして美しいですね。
 都会の緑は色濃く黒ずみ始めましたが、山の緑は萌え出したはずかり。
 緑の森を歩き、すがすがしい空気に浸りながら野外露出を楽しみませんか」

私には異存はなく、新緑が一番美しい五月中旬の妻達の安全日を実行日として、
日光ドライブ旅行が計画された。

当日、新宿西口安田生命ビルの前で落ち合った。
車は野崎さんの自家用車で、ダークグレーのクラウンであった。
妻の由美子は露出旅行を意識してか、
柔らかい生地のフレアスカートと胸の開いたブラウスである。

日奈子さんは男っぽいパンツルックなど似合いそうだが、
今日は太腿半ばまで肌が見えるタイトスカート姿であった。
ブラウスの胸元から仄かに香る、トワレの匂いが悩ましく私の鼻孔をくすぐった。

後部座席に私と由美子が乗った。車は関越道を沼田インターに向かって静かに
滑るように走った。


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野崎夫妻との夫婦交換。其の七

「鬼怒川温泉で夫婦交換」其のニ
夫婦交8-1
「あっ、見られた」
「驚いた顔をしている」
「いや~、振り返ったみたい」
と片足をフロントに乗せたまま由美子は押え切れない興奮を顕にしている。

日奈子さんも対抗意識からか、ブラウスを脱ぎ上半身を裸に成られた。
私はずっしり重い両方の乳房を下から揉み上げた。

反対車線のカーブ手前でダンプが止まった。
運転席が高いだけ気が付くのが早かったのだろう。
運転席のオッさんがびっくりした顔をしていたが、すぐに卑猥な視線に変った。
由美子は慌ててフロントから足を下ろして、
「車を停めて、いやらしく笑いながらこっちを見てる」
日奈子さんは、
「いやっ、私のほうも見てる」
と言って、乳房を両手で隠し座席に屈みこんで視線から逃れようとなさった。

ニタッとして暫らく嘗める様に、交互に見ていたが、後続車のクラクションで
ダンプの運転手は諦めて、車を発車させ通り過ぎていった。

由美子は恍惚とした顔で、
「恥ずかしい事をして居る所を知られない男に見られてしまったと思った時
 強烈な快感が走ったわ」
と言い、日奈子さんも、
「ニタッと笑ったあの顔で見られた時、頭が混乱して、
 もっと見せてあげたいと思ってしまったわ」
と言われる。だが野崎さんは、
「ダンプの運転手が、車から降りてきたら如何しょうと思ったら、 
 立っていたが縮こまってしまったよ」と怒った様に、車を発進させられた。


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野崎夫妻との夫婦交換。其の八

「鬼怒川温泉で夫婦交換」其の三
夫婦交6-2
目的地である日光鬼怒川温泉、プラザーホテル「ほうずき亭」には、
夕方五時前に到着した。

ホテルの玄関には数人の仲居が並び、丁寧なお辞儀をし荷物を運んでくれる。
何か特別待遇の扱いを受けて居る様で感じが良い。
凛とした気品が漂うロビー、雅やかな琴の音がせせらぎの様に響いている。

フロントで宿帳に花輪慎二郎、妻日奈子と奥様の名前を記帳した。
それを見て、野崎さんも妻の欄に、由美子と私の妻の名前を記帳された。
翌朝までの夫婦交換のスタートである。
通された部屋は純和風で、優雅な造りであった。

モーテルのような刺激を高める電動ベッドやVTR装置、浴室にマジックミラーなど
付いている訳が無い。夫婦がくつろいで過ごせる設計である。
前回の猿ヶ京温泉と違いツアー客もない。

本来の夫婦交換にはこのような部屋の方が、互いの赤裸々な欲望を何の粉飾もせず、
ぶつかり合わせられる即物的な部屋に成って呉れる。夫婦の性愛は、
どちらかと言えば乾いたタオルのような清潔なセックスだが、他人との妻との性愛は、
雫がしたたり落ちる様な濡れタオルの様なセックスなのだから。

野崎さん夫婦とは、決して愛し合って身体を結び合わせて居る訳ではない。
自分の妻に無い、また夫では満足出来ない部分を、妻を貸し合って得る夫婦交換は、
同好の二組の夫婦の欲望を満足させるためには誠に都合が良い。
愛が無くともセックスの行為そのものは同じで有る。
まして他人の妻であり夫である。どんな体位を要求されても、含羞などはかけらも無い。
お互い相手よりも多くの悦楽を貪るための人間の共食いが展開されるだけである。
その主導権争いこそ、夫婦交換至高の歓びである。


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野崎夫妻との夫婦交換。其の九

「鬼怒川温泉で夫婦交換」其の四
夫婦交6-1
乳房はまだそれほど崩れていない。乳暈が大きく乳首は小さく見える。
なだらかな起伏が腹から腰へと続き、張りつめた太腿の付け根に目を移した。

日奈子さんのオマンコの構造は男の欲情を受け入れ易い左右同形の同心円である。
大陰唇は肉厚で厚ぽったく、中央に濃密な潤みを溜めている。
潤みは透明で柔らかな光を反射させていた。
潤みのレンズ効果で肉を浮かび上がらせ、底のピンクの色まで鮮やかである。
オマンコの小暗き小さな穴の裂け目が、強烈なエネルギーを発散する
生命のるつぼに見え、其の中に自分が溶かし込まれていく小宇宙が見えるようである。
その上に肌を黒く覆う陰毛はややゴワゴワと密集していて逆三角形をかたどっている。
そこには妻の由美子の、縦長のオマンコとは違う風景があった。

十分に視覚を楽しんだ後、次ぎは臭覚を堪能させた。
両脚を拡げ、しどしどになった淫裂に、鼻を寄せて臭いを嗅いだ。
表面の臭いだけでは物足りなく、肉の裂け目に鼻をつけて深呼吸をした。

「あっ、そんなところの臭いを嗅ぐなんて、恥ずかしい」
日奈子さんは腰をゆすり嫌がられたが、
『腰を振ると、発情した動物のような臭いが子宮の奥からもくもくと上がってくる』と言うと、
恥ずかしくて腰をゆすれなくなったのか、動かなくなり、臭いを嗅がれる侭になられた。

「・・・恥ずかし過ぎます」
『イイ匂いですよ。頭がくらくらしてメロメロになっちゃう』
「そんな、そこの臭いのこと言われたの初めてです。生理が近いせいですわ」
『だから臭いが濃いのかも知れない。この臭いは男を痺れさせる、全くたまらない臭いだ』

視覚、臭覚の後は、洪水の様に成っている蜜液を嘗め取り、味覚を堪能した。
二枚の花弁の間から新しい蜜液が、じっとり溢れてきて会陰へ流れてくる。


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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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