旧友の妻(未亡人)を愛して。其の五
乱れに乱れ果てたそんな佐恵子さんの姿を目にすれば、若い頃なら忽ち気をやってしまう
ところですが、そこは永年修練を積んだ賜物で、少々の事でへこたれるそんな柔な
チンポではありません。ここで気をヤってしまうようでは男の恥とばかり、
腹の底から沸きあがって来る快感を何度も何度も押し沈め、女の快感の壷を擦りながら、
ズボリ、ズボリ、ズボ、ズボ、ズボと、休む暇なく早腰を使い続けます。
気を遣り終えて、暫らく失神したようになっていた佐恵子さんは、私の激しい腰遣いに、
そっと物憂そうな薄目を開けて私の顔を見上げ、再び、下から腰を動かしてきました。
「あんたって、ほんまに強いんやナア。ウチもう、何遍も気イやらされて、ヘトヘトやワ」
「折角久し振りのオメコするのに、佐恵子、もっと頑張らなくちゃ」
「これが、ほんまのオメコする言うことなんやなあ。ウチ、初めて知ったわ」
「そんなら、佐恵子はこれまでどんなオメコしていたんだい?」
「どんなて、そらもう、あっさりしたもんやわ。こんなに何遍も何遍も
気イ遣らせられた事なんか、あらせなんだった」
そんな事を喋りながら腰を使っている内に、佐恵子さんの口から悩ましい喘ぎ声が漏れ始めて、
再び眉間へ深い皺をきざんで来ました。
「あァ、エエチンポやわァ。ほんまにエエチンポや」
佐恵子さんは喘ぎながらそんな事を口走り、再びオメコをヒク付かせて、
膣内の秘肉をチンポの一番敏感なところへ絡ませるようにして締め付けて来ました。
「佐恵子だって素晴らしいオメコ持ってるじゃないか、
こんな上味のオメコには滅多に巡り合えないよ、百人に一人の名器だよ」
それは私の心の底から出た言葉で、何度も気をやった後でも、
その締まり具合は衰える様子が有りません。こんな名器の持ち主の佐恵子さんを
古い友人で有った田中から譲り受けられるのは無上の喜びです。
「あア、また良う成って来たわ。あア、エエわ、エエわ。
あア、もう、どうしょう、どうしょう。あア、エエ、エエ、エエエ」佐恵子さんの口から、
引っ切りなしにヨガリ声が漏れ、私もゾク、ゾクとするような激しい快感を覚えて、
今はこれまでと、必死になって大腰、小腰に火を噴くようなピストン運動を開始します。
そのうち、佐恵子さんは激しい膣への摩擦と、サネ頭への執拗な刺激による
快感に耐え切れなくなってきたのか、上体を仰け反らせ私の背中に廻した両手で、
しっかりと抱き付いて来ました。
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「あァ、もう駄目、駄目、駄目、あァ、もう、オメコが、オメコが・・・」
「オメコがどうしたの?エエ?佐恵子?」
「あァ、オメコが・・・、オメコがしびれる。しびれる・・・、あァ、あアア」
そう叫んだと思うと、膣襞全体が痙攣を起こしたようにピク、ピク、ピクッと蠢き、
奥の方からドロッとしたモノが流れ出たように感じた瞬間、亀頭から胴中、
胴中からねもとの方へ、うねるような肉襞にギュウギュウ締め付けられました。
あァ、極楽、極楽・・・アア、極楽ヤァ・・・。
チンポは勿論の事、体全体に沸き起こる激しい快感に身を任せながら、
そう感じた途端、ドビュッ、ドビュッと熱い精液が亀頭から迸り出て、
佐恵子さんの子宮目掛けて飛び込んでいきます。
続いてドク、ドク、ドクッと、体中にある全ての精液が流れ出るかと思えるほどの
多量の精液を弾きだしたのでした。
「あァ、あんたァ、ウチも、ウチもや、またや、エエ、エエ、また、イク、イク、イクウッ」
二人とも最後の全精力を使いはたしたような気をやって、腰を使う事も出来なく成って、
ガックリと崩れました。
額と言わず、首筋と言わず、玉の汗が後から後から噴出してきて、
佐恵子さんの胸の谷間に水溜りが出来るほどになっていましたが、
暫らくは起き上がる力も、汗を拭う気力すらありません。
やがて、私は佐恵子の体から降りて、ゴロッと横たわりましたが、
そのまま起き上がる気力もなく、何時の間にか眠りに落ちてゆきました。
ふと胸の辺りに寒さを覚え目を覚ますと、隣で佐恵子さんが私の萎えたチンポに手を添えて、
スヤスヤと軽い寝息を立てています。
「佐恵子、そんな格好(裸のまま)で寝ていると風邪を引くよ」
豊かな胸へ手を当てて、軽くゆさぶってやると、佐恵子さんは慌てて起き上がり、
「あァ、びっくりした。何や、夢を見てたんやワ」
「どんな夢見てたの?」
「それがなァ。わァ、恥ずかしいわあァ」
「どんな夢なの」
「それがなァ、オメコの奥からドクドクと引っ切り無しにながれでてくるモンが
止まらへんさかい、敷布団がベトベトになってしもうて、
もうどうしょうかと思ってる時、起こされたんやワ」
「汗掻いてベトベトしてるから、そんな夢を見たんだよ。それに気イやった後の
オメコも拭きもせずそのままじゃないのかい」
佐恵子さんは慌てて自分の股間へ手を遣ってみて、
その指先へベットリと付いた淫汁を眺めながら、
照れ隔隠しの様にこんな事を呟くのでした。
「まァ、こんなに汗掻いてしもうて」
「それ、汗ばかりじゃないよ、大方は佐恵子のオメコ汁だよ」
「もう、厭やわァー。これ以上恥ずかしい思いさせんといて。そうやのうても・・・」
佐恵子は裸の体をくねらせて、小娘の様に恥ずかしそうな仕種をして、
両手で顔を覆って見せました。
気が付くと窓の外が白ばみ時計の針は朝の六時を指しています。
「アンタみたいなチンポは初めてやわ!ウチもアンタの奥さんやったらほんまに
幸せやったと思うわ。毎晩アンタに責められてみたかった」
「私も毎晩佐恵子とオメコして、ヒイヒイいう顔が見たかったよ。
男と生まれたからには、女を喜ばすのが何よりの生きがいだからね」
「そうやなア、そらそうやわ、男もオナゴもこの歳になると、
一番の楽しみ言うたら、蕩けるような気持ちのエエオメコする事やものなぁ」
「それで、佐恵子、夕べは満足して貰えたのかな?」
「そらもう満足通り越して、天国へ行く気分やったわ。
こんな気持ちのエエ事、一週間に一遍くらいはして欲しいわ」
「望む所だよ、出来るだけ時間の都合付けて、そうしようかなア」
次回は全く人目を気にせずに快楽に浸れるモーテルの利用を約束して、
彼女の家を後にしました。
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ご挨拶
Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。
生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。
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