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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 一人旅の女性教師。其の三
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一人旅の女性教師。其の三

~長いうねり~
m3-1
夜の墓場で半裸の私達の姿をもし垣間見た人が居れば、
ぞっとする光景に違いなかったが、当事者である私達の方はそれはそれで
無意味な墓場の夜の雰囲気にすっかり縮こまっていた。
京子はボストンバックをトランクから取り出すと車の中に運び入れた。

ピンクのコンドームが透けて見えるビニールの小袋を京子が手にした時には、
私のペニスはすっかりうなだれてしまっていた。
「あら、ごめんなさい。雰囲気を壊したみたいですわね」

私は無言のまま仰向けに寝そべって目顔で京子にこの状況の下で女性が取るべき
積極的なアクションを促した。
「・・・・」
京子も無言のまま腕組みをした。
「どうしたんだい」
「ごめんなさい。男の方のアレは冷たい手で触ると却って縮んじゃうでしょう。
 手を温めてるのよ」
京子は自分の脇の下に手を入れて温めているのだった。

やがて京子は私の体の中心部に手を伸ばしてきた。温かい手だった。
かなり男性性器は扱い慣れているらしい。躊躇いの無いストレートな握り方であった。
最初は白い指先で捏ね回すような動作をしていた。
男性性器の触り方は案外に難しいもので、強すぎてもだめで、弱すぎてもいけない。
やはり場数がものを言うものだ。京子は案外に巧みであった。
それは特定の一人の男性のみでは決して養われない幅のある技術であった。

私のペニスは半立ちとなった。京子の唇の端に微かな笑みが浮かんだ。
京子の指は親指と人差し指で輪を作っての上下動に変わった。
中指と薬指は青筋たてたペニスの同体を絶妙の加減で締め付けたり緩めたりした。

「では、失礼します」
私のペニスは京子の温かい口の中に含まれた。左手でやわやわと玉を揉みながら右手で
棹を握って、長い黒髪の頭を上下に振り立てる技術はかなり経験を積んだものと見た。

時々ばさっと髪が前に垂れ落ちて来るのを煩そうに掻き揚げながら、
浅く深くの反復のうちに、ペニスは骨でも入ったかのように力強く硬直天を仰いだ。
きっと大学時代からの複数の男性、それも年上の男との性体験で習得したのであろう。
粘っこいフェラチオは絶妙だった。

 
 
m3-2
「そろそろ・・・」
私は下から京子の背中を軽く叩いて本格的行為の開始を告げた。
京子はペニスから口を離した。
赤紫色に怒張の極限まで膨らんだ亀頭はテラテラと光っていた。

「わあ、こんなにおおきく成っちゃったわ」
「あんたが大きくしたんだよ」
京子は小袋からコンドームを取り出すと口に含んで再びフェラチオをした。
なんという早業だろうか。京子が口を離した時にはすでに怒張したペニスには、
コンドームが綺麗に装着されていた。まるで娼婦みたいな見事なテクニックだった。

「あんたが、上に乗りなよ」
「いいのかしら?」
上体をくねらせて赤らんだ目元で私を見詰める京子の目はとても色っぽかった。
「老人は下の方が疲れなくていいんだよ」
「じゃあ、失礼いたします」

京子は掌を互いに擦り合わせて指先を温めてからペニスを摘んだ。
私はその心遣いが嬉しかった。

ペニスの先端が予想外に熱いふたひらの花弁の粘膜内部に接触したかと思うと、
ずぶずぶと埋設し、黒い草むらの根元まで填まった。
そして女上位の京子は静かに慎ましやかに腰を上下に動かし始めた。
京子の張りのある若い女性特有のスベスベした肌が私の皮膚に接触するのが
とても心地良かった。

考えて見ると人生に於ける男女の出会い、そしてセックスをする仲になるなんて、
何が切っ掛けになるか判らないものだ。ほんの三十分前までは全く赤の他人であった
私と京子が肉体を交える事になろうとは。
もし私が、あの駅前を通りかからなかったり、京子が別の車にヒッチハイクが成功していれば、
この様な事にはならないのだ。

車は京子が床につけた両膝に力を込める様に腰を使うたびにゆっさゆっさと揺れて
かすかに音を立てるのが子守唄歌のように思えてそれがまたとても心地良かった。

京子の女上位での腰の動きは波に譬えればスパーンが長いうねりみたいであった。
それも直線的でなく腰を優美にひねるのである。
ちらっと腕時計を見ると女上位で挿入してから十五分も経過していた。
それは近来にない快挙であった。
m3-3
若い頃には、女上位の場合、まるで競馬の騎手の様に激しく腰を振るのが
魅力的に思えたが、今ではあまり好まなくなった。
セックスと言うものは、何もオルガスムスというゴール目掛けて男女がただもう
一直線に走るレースではなく、二人で性のハイキングコースをゆっくり長く楽しむ
ピクニックでありたいと思うようになった。

ある若い女性誌の体験的セックスレポートによると、セックスに慣れていない
未熟男性はそれこそ三往復から八往復の間に射精してしまうそうである。
平均的な男性でも四十往復もすると大抵ダウンするという。
無論女性側の腰の使い方の上手下手、つまりテクニック如何にもよるから
一概に何とも言えないが、女性から見ると早すぎるのが多いそうである。

時間を長く楽しむためには挿入してもピストン運動を全くしない方法もあるわけで、
その私の好みに京子の性技術はぴったりだった。括約筋で巧みにペニスの勃起を
保ちつつ緩やかにゆっくりと行う腰遣いはとても気持ち良かった。

もしかしたら年配の男性とのセックス経験も豊富なのかもしれなかった。
学校では校長とか教頭とかの可能性もあるし、生徒の父兄とのセックスの可能性もある。
世間にはオジンキラーと言う言葉が有るが、女性にも得意分野と言うのがあって、
萎えたペニスを立てるのが上手だとか長い前戯を好むとかその他色々有るが、
京子はやはりオジンキラーの一人かも知れないと思った。

「寺本さん、気持いいですか」
京子は私の腰の上から声をかけた。
「とっていいよ。あんたはうまいねえ」
「私、そろそろイキたくなったわ」
京子は今まで両膝ついた女上位だったのが片膝を立てて少しピッチが早くなりだした。

京子の腰が上昇した時に、今までよりも黒い縮れた陰毛、そして粘膜にまみれたピンクの
陰唇と肉棒が余計に見えるようになった。そして最初は慎ましやかであったヨガリ声も、
快感が佳境に入るにつれ抑制仕切れなくなったのか、段々大きくなりだした。
車の動揺はさらに激しくなった。そしてそのヨガリ声は車内に充満した。

独身のそれも高校で幾多の純真な男女の生徒を教育し、指導すべき立場にある
教師としては誰にも見せられない狂態であった。
私も京子の狂態に釣り込まれて、ドクドクと精液を放出して絶頂に昇りつめた。

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  1. 極上の女体
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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