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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 夏が来ると思い出す事。其の二
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夏が来ると思い出す事。其の二

◇野球部員の母親◇
0027.jpg
射精は、あっけないほど早くきた。私は、素知らぬ顔で、挿入したまま、再び腰を使い始めた。
そのころの私は、抜かずの二連発や三連発は何の事も無かった。
二度目の射精の時、幸恵は、気付いたようだったが、更に無視して行為を続けた。

終わった後、うずくまっている幸恵に、私は新しいタオルを手渡した。
「誰にも言いませんから、今回限りで終わりにしてください、お願いです・・・」幸恵は、
股間の汚れを拭きながら、私を見上げた。その頬には、まだ乾き切っていない涙の跡があった。

さすがに良心が疼いた。
私はうなずいた。しかし終わりにする気はなかった。
終わりにするには、幸恵は、余りにも魅力がありすぎた。
三度射精したにも関わらず、股間は新たな欲望で疼いていた。

「キスしていいですか」
最後にすることの代償と思ったのか、幸恵は、キスに応じた。
私は、抱き締めた幸恵を、いつまでも離さなかった。
幸恵の息が荒くなった。貝のように堅く閉ざしていた唇が、
微かに緩んだ瞬間、私は強引に舌を入れた。

さすがに幸恵は、吸おうとはしなかったが、強くすい続ける私に根負けしたかのように、
私の口に舌を入れてきた。私は夢中で吸った。幸恵の息は、益々荒くなった。
「奥さん、ボクは、奥さんが好きなんだ。好きだ、好きだ」
「ダメです、ダメ、そんなの困ります」
幸恵は、私の手を振り切って、逃げるように部屋を出て行った。

朝のランニングは、私の日課だった。私はランニングコースを変更して、幸恵の家をコースに入れた。
幸恵の夫は、大阪に単身赴任しており、週末にならないと帰って来ない事は、望クンから聞いていた。

私がK学園の監督であり、望クンが野球部員であることは、周りも知っているので、
ランニング途中の私が、幸恵に挨拶するのは、少しも不思議ではない。
さり気なく挨拶を交わしながら、私はチャンスを待った。

ある日、近所の目がないのを確認して、私は、強引に幸恵の家に押し入った。
入れまいとする幸恵と玄関で、揉み合ったが、隣近所の目を意識せざるを得ない幸恵が折れた。
「出て行って、帰ってッ」
「帰りません、どうしても帰れと言うなら、大声をだしますよ」
「卑怯です、あなたは・・・」
「卑怯でもなんでもボクは奥さんが忘れられないんだ。奥さんッ」
そう言うと私は、幸恵に襲い掛かった。

幸恵は抵抗した。しかし抵抗は、最初に比べて、遥かに大人しかった。
「やめて、乱暴にしないで・・・」幸恵は、私を部屋に上げた。


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0076.jpg(画像拡大出来ます)
部屋に入るなり、いきなりキスをした。
幸恵は、初めから私の舌を受け入れた。そして自分から舌を入れてきた。
「本当に終わりにして、こんな事が主人にバレたら私。あッあ」
幸恵の口を塞ぐと、さらに激しいキスを浴びせた。
つま先だった幸恵の体重が、私に掛かってきた。そして幸恵の腕が、
私の肩にまつわりつき、いつしか力が入った。

「待って・・・」
その場に押し倒そうとする私を制すると、幸恵は、玄関の鍵を掛け、
部屋のカーテンを引いて、押し入れてから布団を出して敷いた。
そして暫く躊躇ってから、スカートに手をかけた。
幸恵は、自分の意思で、すべてを脱いで、白いシーツの上に横たわると、静かに目を閉じた。

両方から抱き合った。
「本当にこれで終わりにして、そうでないと私たち二人ともダメになるわ、あッあ」
私の背中を抱きながら、幸恵は、喘ぐように言った。
耳元をくすぐる様な幸恵の吐く息が、私には愛の囁きのように聞こえ、とても心地良かった。

私は、幸恵の股間に手を伸ばした。
一度は腰を引きかけたが、幸恵は、私の愛撫を簡単に受け入れた。
指先は亀裂にめり込み、いつしか膣の中をまさぐっていた。幸恵は、自分からキスを求めてきた。
熱い息に混じって、粘った唾液と、火照った舌が、私の口に送られてきた。

オマンコを弄りながら、私も幸恵の情熱に応じた。口と口が絡み合い、
腕と腕が絡み合いながら、幸恵は下半身をくねらせ、ついに吐息を洩らし始めた。
「あッああ~」
指の腹で膣の淵を擦ると、幸恵の腰が呼応するように揺れた。
「あっあ、あッあ~」
幸恵の指先が、私の背中に食い込んだ。腰のうねりは、一段と激しさを増した。
私の指先は、はっきりとヌメリを感じていた。

幸恵の手を取ると、私は股間で熱く疼いているモノに触れさせた。
もはや幸恵に躊躇いはなかった。しなやかな指が、怒張した私のペニスを優しく包んだ。
その指先は、次第に微妙な動きを見せ始めた。幸恵は、積極的に私を愛撫しはじめた。
膣からは露がこぼれ始めていた。ヌメリは私の手の甲にまで及んでいた。
オマンコがブチュブチュと鳴った。

「奥さん、いいですか」
膣から指を抜いて、身体を捻りながら言った。
「あッあ~、何が・・・?」幸恵が火照った顔を向けた。
幸恵には、私が何を求めているか、判っている筈である、私は、幸恵の股間に顔を埋めた。
シックスナインだ。猛り立ったペニスが、幸恵の顔に触れた。
正常位でのセックス01
幸恵が吐き出す熱い息が、ペニスに当たった。幸恵は、如何すべきか戸惑っているようだった。
火照った唇が、ペニスの上っ面を撫でた。しかし中々咥えようとはしなかった。
私は、委細かまわず、亀裂に舌をはわせ、オマンコを吸った。
「あッああ~、あッあ~」幸恵は、明らかに歓喜の声を上げた。

つま先だった足の指先が、しなりながら揺れた。膣から溢れた露で、
私の顔面は、グジュグジュに濡れた。私は、指で幸恵の唇を押し開いた。
そして割れた唇に、怒張したペニスを捩るようにして押し込んだ。
「あうっ、あッあ、あ~」
幸恵は咽びながら、ペニスをしゃぶり、吸った。ペニスの先は、幸恵の喉に達した。
「あうッあ、あッあ、あうう~ッ」

口の中で、幸恵の舌が、ペニスに纏わり付いた。
幸恵の舌は、ペニスを刺激しながら、微妙に動いた。
私は、堪らず腰を揺すった。
そうしながら幸恵は、口からはみ出した部分を、指で扱き、
さらにハリネズミのような睾丸を、掌で弄んだ。

お互いの肉体を貪るように激しい愛撫の後、私たちは、ピッタリと繫がった。
幸恵は、終始激しい嗚咽を繰り返しながら、深いアクメに陥った。
終わってからも、しばらく幸恵は私を離そうとはしなかった。
ヌメッた唇を強く押し当て、私の新たな欲望をそそるように、耳元で囁いた。

「貴方って悪い人ね」
「よかったのですか?」
「ひさしぶり・・・」幸恵は、はにかみながら頷いた。
幸恵の中で、私のペニスは、再び膨らみつつあった。
私が腰を揺すると、幸恵は、照れたように笑いながら、促すように私の腰に手を回した。

「ご主人とは?」
「言わないで・・・」
幸恵の夫は、幸恵より一回り年上と聞いていた。
「巧くいってないんですか?」
「巧くいってるわ、主人を愛しているわ、あッああ~」
お互いに腰を揺すりながらの会話である。

二人とも欲望を吐き出した後だけに、余裕があった。
幸恵の白い首筋に、唇を押し当てて吸うと、
「あッあ、跡をつけないで、あッあ~」
「ご主人とは、いまもセックスがあるんですか」
「あッあ、やめて、キスの跡が残るわ、そんなに強く吸ったら、あッああ~」
私は、かまわず吸った。鮮やかなキスマークがついた。
「主人にわかってしまうわ。あッああ~、困るわ、あッあ~」
そう言いながらも幸恵は、私を強く抱き締めた。
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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