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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 初恋の男を思い続けて生きた女Ⅱ。其の四
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初恋の男を思い続けて生きた女Ⅱ。其の四

◇輝いていた季節◇
スイカ畑
私達の関係は親密になっていく一方でした。肉体関係が出来た事によって、
ますます離れがたい仲になったのです。私はもうイジメなど恐くはありませんでした。
いくら苛められても私には武朗がいる。そう思うだけで勇気が沸いて来ました。

相変わらず私達は放課後も一緒でした。学校が終わると一目散に野山に飛んでいき、
セックスは勿論の事、色々な悪戯をたのしみました。
私達には、恐いものなどなにもありませんでした。お金は一円も持っては居なかったけれど、
貧乏なりの楽しみを知っていたのです。

いつもお腹が空いて居ましたが、私たちにはおやつを買うお金もありませんでした。
その代わり、自然が私達の味方をしてくれました。とにかく周りが畑だらけだったので、
農作物が豊富でした。私達はこっそり他人の畑に忍び込んでは、
沢山の野菜や果物を失敬していたのです。

キュウリやキャベツ、それにスイカやトマトにニンジンなど、おやつには事欠きませんでした。
悪い事とは知りながら、私達は農作物を盗んでは空腹を満たしていました。
野菜をかじりながら、私達はこれ以上は望めないような幸福感に浸っていました。
お腹一杯になると、武朗は野口五郎や西条秀樹の歌を唄ってくれたものでした。

本当にあの頃の私達は無邪気で奔放でした。お腹が空いたと言っては畑を荒らし、
欲望を覚えたと言っては青空の下でセックスして・・・あの当時は貧しかったけれど、
私の人生の中で一番輝いていた季節だったかもしれません。

私達の食欲と性欲はそれは貪婪でした。毎日盗みをし、毎日セックスをしていました。
畑に入って食欲を満たすと、そのあとはセックスと言うのが何時ものパターンでした。
私達はほとんど自然をベッドにしていました。
屋内では全くと言っていいほど行為した事がありませんでした。


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恋人のキス01
「さーて、腹も一杯になったし、畑の方へ行って見よう」
その日も武朗は私を誘いました。私も畑へ行くのが当たり前に思って居ました。
秋もたけなわでとてもすがすがしい天気でした。

畑に入ると、私達は立ったままお互いの口唇を求め合いました。
武朗はすでにキスの名手でした。キスだけで私の性感を十分に煽り立てて呉れました。
キスをしながら武朗は私の制服を脱がせていきました。ブレザーとブラウスを取り、
お次はブラジャーを・・・。初めはなかなかブラのホックも外せなかった武朗ですが、
もう手慣れたものでした。

「あ、ああン!か、感じるっ・・・」
乳首をついばまれて、下腹部がキュンと疼きました。
快感にまみれながら私は泥の褥に横たわっていきました。

私の足を開いて武朗がそのあいだに顔を埋めました。
途端、私の叫び声がうららかな野山にこだましたのです。
私の肉体は短期間のうちにかなり成熟していました。

私達は、おとな顔負けの愛撫もモノにしていました。
武朗の舌使いは、いま振り返っても中々の腕前だったと思います。
彼の舌が敏感なところに触れると、
私は忽ち狂ったように腰を振り回さずにはいられなくなったものでした。

「あ、あ、あ、あ、あっ、いいよ、いいよ、武朗っ」
稲の穂がそよそよと風になびいていました。のびのびと実った稲の穂を隠れ蓑に、
私はオーラルの痺悦を思い切り貪っていたのです。

武朗の口唇と舌は、私の肉体を知り抜いていました。
どこをどうすれば私が歓びにわななくか、熟知していたのです。
欲情に滴るワレメを舐め啜られて、私はグングンと高みに向かって
舞い上がっていきました。武朗の股間も、もはや一刻の猶予もない状態でした。

「雅恵、オレ、もう辛抱できないよ。入れさせてくれっ」
と、ふいに叫んだかと思うと、武朗は私の上に圧し掛かってきました。
オーラルによって、私の肉体も準備万端整っています。
私も大きく足を拡げて、武朗の訪れを嬉々として歓迎していたのです。

「あっ、う、ううーっ・・・」
太く猛々しい陰茎が、グッサリ真一文字にワレメを突き抉っていました。
とたん、肉体に甘ったるい快美が満ち満ちていったのです。
私の反応は、過敏すぎるほどでした。初めての時あんなに痛かったのが
まるで嘘のようです。私の胎道は、武朗との激しい交わりによって
十分に道をつけられていました。
  1. 愛と死を見つめて
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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