PV: UU: 現在の閲覧者数: / /
詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 旅行先で出会った女。其の二
2ntブログ

熟年世代向けに特化した官能小説サイトです。

詩(うた)と小説で描く「愛の世界」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  1. スポンサー広告
  2. [ edit ]

旅行先で出会った女。其の二

◇同室プレイの提案
出会った女2-1
旅行当日、福岡空港に集結し貸し切りバスに乗り込んだ参加者は総勢24名で、
其の内カップル客が五組で、残りは三組の団体であった。

座席は既に指定されており、私達の直ぐ横は同年輩くらいのカップルで、
「田村」と名乗り、松本市から来たとの事であった。何かと私達に話しかけてきて、
休憩するたびに飲み物やお菓子を買っては交換し合う仲になった。

初日の泊まりは長崎県平戸のホテルで、夕食前に大浴場に入り、
体を洗って居ると横に腰をおろしたのが田村さんだった。
「お宅、持ち物すごく立派ですね」
と、私の股間の一物を覗き込んで誉めそやすのだった。

私は「昔は自慢の息子でしたが五十を超えてからはもうダメですよ」
と謙遜したが、褒められて嬉しくないはずはない。

宴会形式で夕食が始まり、終わりに近づいた頃、田村さんが私の座に近づいて来て、
「もうちょつと飲みませんか」とホテル内のバーへ誘って来た。
断わる理由もないので承知すると、田村夫人と思しき女性は多美子をホテルの
お土産売店へ誘い、先に席を立った。

バーの奥まった席に腰をおろし、カクテルを注文すると、田村さんが、
「ちょっとお願いがあるのです」と切り出した。
「仲村さん達は、ご夫婦ではありませんね。いや、バスの中でお連れの女性が貴方を、
 “仲村さん”と呼んでいましたので、これはいい仲の二人だと思いました」
と、言うではないか。そこまで見破られていては仕方がないと判断した私は、
多美子との仲を白状した。

「実は私達もそうなんです。私はスーパーを経営していますが。
 彼女は取引先のベテラン事務員です。
 もう四、五年前からの交際で、実質的には夫婦同然です」
と、田村さんは自分たちの事をすっかりオープンにされ、
「そこでお願いがあるのですが」と話を進めて来た。

「私達は人に見られていると燃えるんです。何とかご協力願えないだろうか」
と、同室プレイを提案してきた。


小説(官能小説) ブログランキングへ

 
**
予期しない提案に驚いていた私が、即答ですぎに考え込んでいると、
売店をひやかしていた多美子と女性(節子さん)がバーに入って来た。
私は田村さんに目礼し、多美子を連れて部屋へ戻り、
さっそく同室プレイの件を相談した。

すると多美子も「彼女からそれらしい話をされました」と言うので、
「じゃあ、どうする?」と、多美子に結論を求めると、
「仲村さんさえ良ければ」との答えが返って来た。

下駄を預けられた私が迷っていると、30分ほどして、
「今から其方へお邪魔してよろしいですか」と田村さんから館内電話があった。
私は咄嗟に、「もう一晩考えさせて呉れませんか」と答え電話を切ったのだが、
妙に体が火照っていたので多美子と部屋にある風呂にはいった。

お互いの体を洗いっこをした後、多美子を浴槽の縁に腰掛けさせ、
股を広げさせて陰唇をめくり返した。
膣内は昔と変わらぬ鮮やかな紅色だったので、
ホッとして口づけをしてやると彼女は気持良さそうな声をあげ、
私にしがみついて来たので、そのまま抱き上げ布団の上まで運んだ。

「今夜は時間がたっぷりあるから、抱き合いながら少し話をしようか」
と多美子を横抱きにして愛撫をしてやると、彼女は堰を切ったように、
私と別れてからの身の上話を始めた。

離婚した夫は長距離トラックのドライバーで、結婚当初は可愛がってくれたが、
二、三年すると全く構って呉れなくなり、一ヶ月も帰らない事も有ったらしい。
生活費だけはキチンと送金してきたが、毎晩独り寝で寂しく、
オナニーで慰める日々だったという。

そんな折に知人に誘われて、保険勧誘の仕事を始めたが、
思うように契約が取れず悩んでいると、知人から、
「からだで勝負するのよ」と暗示され、会社役員を紹介されたと言う。

仕事と割り切って男にホテルで抱かれセックスしたが、
久しぶりのせいか燃えに燃え上がり、お互いに大満足し、
翌朝に五千万円の保険契約をしてくれたそうだ。
**
欲求不満解消が仕事に結びつくのに味をしめ、一月に一人位の割りで
知人が紹介してくれる男とセックスし、交換に保険契約を取っていたが、
ここ二、三年は経済界の不況で“セックス契約”も困難になり、
成績はダウンするし、セックスもご無沙汰しているという。
そんな時に私と出会い、大変嬉しかったと甘えて来た。

九州初日のその夜は、たっぷりと時間をかけてお互いに全身を舐めまくったが、
やはりクリトリスが一番敏感で、舌で転がすと大声で悦がり泣き、
二度三度とたて続けにアクメに達し、ペニスを突き入れ腰を使うと、
喘ぎ呻いて悶え、多美子はオルガスムスに達して放心してしまった。

裸で抱き合ったまま朝を向かえ、朝風呂に入る前に軽いセックスをした。

二日目は船で「ハウステンボス」に向かったが、
乗船後すぐに田村さんと節子さんが私達の横に来た。
「ゆうべは如何でした。満足したお顔ですね」
と、私と多美子の顔を眺め回して冷やかし、
「お考えいただけましたか、今夜はぜひお願いいたします」
と頭を下げたのだ。

私がテレ笑いを浮かべていると、同室プレイを承知したと思ったのか、
田村さんはニコニコして、
「広い会場をご一緒しましょう」と私達の後を付いて来るのである。

うるさいと言う反面、それほど望んでいるならばプレイをお受けしょうか、
という気持が起きたのも事実だった。

夜は長崎の卓袱(しっぽく)料理を一つのテーブルを四人で囲んだが、
事前に添乗員に手配して有ったのか、田村さんのカップルと同席になった。

田村さんの横に多美子、私の横に節子さんが座を占めたが、
酒が回るうちに、田村さんの手がテーブルの下で多美子の膝に置かれ、
目立たぬように撫でていた。

隣席の目もあり、それ以上の行為はは控えている様子であったが、
私がトイレに立ち、戻って見ると、二人の姿は無かった。
先を越されたと悟り、私は節子さんを誘いホテルの自室へ戻った。

途中、田村さんの部屋を覗いて見たが二人の姿はなく、後で聞いた話では、
二人で外出してラブホテルでセックスをしたという事だった。
  1. 温泉旅行
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]


comment


 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback


ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

*このサイトは未成年にふさわしくない成人向け
(アダルト)のコンテンツが
含まれています。「アダルト」とは
「ポルノ」のみを指しているのではなく、
社会通念上、
18歳未満の者が閲覧することが
ふさわしくないコンテンツ
全般を指します。
したがって、アダルトコンテンツを
18歳未満の者が閲覧することを
禁止します。


*投稿・御意見・苦情など、何なりとお寄せ下さい。
尚「相互リンク」を希望される方も、
メールにてお申し込みください。
yorozuya_tarou02@yahoo.co.jp
相互リンクは「官能小説」主体のサイト様、
のみとさせていただきます。
「ワンクリック詐欺」や
「サクラの多い出会い系サイト」
等へ誘導する広告ばかりが目立つサイト様の
リンクもお断りいたします。

最近の記事

« 2024 04  »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

フリーエリア



.