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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 渓流と吊り橋。其の三
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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」

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渓流と吊り橋。其の三

◇たっぷり入れて!
珠美9-1
私の太腿にぴったり吸い付いている陰部からは、
前よりも密度の濃い淫液がドロドロ流れ出て皮膚を濡らした。
ワレメは深部の複雑な秘肉までが、まるで吸盤のようにあさましく密着しているのだった。

「どうだ?久しぶりに男の一物を握った感想は?」
私は悪戯っぽく尋ねた。すると、聞こえるか聞こえないかの小さな声で、
「意地悪ッ、そんなこと答えられるわけないでしょ!」
と、淳子は言った。
それは、まるでうわごとのような声であり、羞恥に染まった顔は真っ赤だった。

両肩は波打ち、乱れた呼吸の荒さが目立った。そして更に低い声でせがんできた。
「お願い・・・焦らさないで、早く抱いてちょうだい」
私は頷いたが、それを無視した。いや、その前まで肉欲も限界に達していただけに、
スンナリ挿入するつもりでいたが気が変わった。

もっと淳子を焦らせたくなったのだ。
シーッを剥ぐと、彼女の艶めかしい下半身を露わにした。
縮れた陰毛が黒々と生い茂っている股間は素晴らしく、
いくらか震えを帯びた両腿はシーツをのけた瞬間にピタリと閉じ合わさった。

群れた恥毛のはざまに、ゆるんだワレメの縦長の線が僅かに覗くだけだった。
息づく淳子は小刻みに痙攣する女体のまま、
じっと目を閉じて私のペニスの挿入を待ちわびていた。
その姿態が正直すぎて、ふと同情さえするほどだった。

無理もなかった。五年間孤独な未亡人暮らしに耐えてきた肉体は、
飢餓状態もピークに達している事だろう。

私の方も、自分を抑えに抑えてきた四年間の男ヤモメ生活だったから、
容易にその想像がついたのだった。
また、私は自営業だからともかく、淳子は途中入社の商事会社勤めでは、
気苦労だけでも大変な事であったろう。


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050.jpg
私は淳子の両膝を分けて、左右に押し開いた。
股間はなんなく目の前に広がった。

今まで一筋の溝に見えた肉の亀裂は、
サーモンピンクの艶やかな色合いを見せてパックリ口をあけた。
ぐんにゃりした陰唇が両側に割れ、膣内の粘膜がくっきり姿を露わにした。
肉唇の外側にも、縮れ毛が群がっていた。

ちょこっと突起したクリトリスは、極めて鮮やかで私の旺盛な肉欲をそそった。
まだ少しもいじっていないのに、
その肉芽は充血して勃起さえしているかのようだった。

私はじっと見つめているうちに、矢も盾もたまらなくなって顔を押しつけ、
舌をオマンコに這わせていった。恐らく淳子の方は、
私が股間を摺り寄せてペニスをのめり込ませるものと思っていた事だろう。

「アッ・・・そんな、ひどい!」
彼女は小声で避難した。私は構わずに柔らかな秘肉を口で貪り、
音さえ立てて淫汁を啜った。

やにわに淳子は腰を捻って逆らったものの、忽ち襲ってきた快楽に酔い痴れたのか、
「アッ・・・ああうん、いきなりそこにキスするなんて、あなたひどい!」
と、口走った。歪んだ顔は陶然と赤らみ、唇だけがパクパク動いていた。
恥ずかしさのあまり、両腕を交差させてその赤ら顔を覆って隠した。

私は一心不乱になった。蒸れた感じのする芳ばしい匂いが鼻先に漂い、
口の中はじきに淫汁でベトベトになった。

生え際の何本かの恥毛が唇に纏わりついたが、舌先で陰唇になすりつけた。
クリトリスをしゃぶると、淳子は一層狂おしく悶え始めた。
くびれた胴がクネクネ左右にうごめいて、
パカッと開いている両腿が激しく動くのだった。

私はこじ開けているその両腿を力をこめて押さえつけながら、
貪欲に舌さばきを活発にさせた。
ビショビショに濡れた膣粘膜の奥の方にまで舌先をこじ入れ、
巧みに舌を遣って彼女の性器を翻弄した。
淳子は背中を弓状に浮かせて、ベッドに臀を弾ませた。
Screenshot_5.jpg
勢いがよいので、ともすれば私の顔はオマンコから逸れて、
股の付け根にぶつかりそうにさえなった。

クリトリスは最初に見た時とは比べものに成らない位尖っていて、
つぶらなその形が際立った。
表皮はひとりでに、滑らかにずり下がっているように思えた。

私は興奮で胸を高鳴らせながら、中指を淫液で濡らし、
その肉芽を押し潰す勢いで強く擦り続けた。

すると、淳子は顔を覆っていた両腕を摺り合わせながら喜悦にむせび始めた。
「感じる・・・感じ過ぎよ、でも、ひどい・・・あたしをまだ焦らせるだけ焦らしといて、
 平気でそんな真似するんだから!」と、恨めしそうに言っていた。

「バカ言うな、おれだって遣りたいのを我慢して、
 お前を歓ばそうとこうしてるんだぞ」
「分かるけど・・・うッ、ああーんー、気持良すぎて気が遠くなりそう。
 あッ、もう挿て。たっぷり入れて・・・あたしをねちゃくちゃにしてちょうだい。
 お願いよ、頼むから・・・ねェ、あなたァー」
その声は悲鳴にさえ近いものだった。

私はそんな淳子の乱れようをながめているうちに、
ペニスを挿入するのがまだ惜しくなった。
彼女の溺れるさまを見飽きたからではなくて、
ペニスでオマンコの蓋をする気がしなくなったのだ。

彼女の全身の皮膚が泡立つような身震いも新鮮なら、
氾濫する淫液の濃さも目新しかった。
比較するのは気が咎めたが、
亡き妻にもこれほどまでの濃密な夫婦生活の溺れぶりは無かったからである。

先程、一度考えた淳子の亡き夫の心残りが改めて思い出され、幾らか胸が痛んだ。

私はやっと顔をオマンコから離して、今度は盛り上がった乳房に食らいついた。
乳房を吸って淫液にまみれた唇と舌で乳首を転がし続けると、
其れでなくとも固く成って居たソコは石粒状にこわばった。
彼女は何度も呻き声を上げて、激しくのた打ち回る。
  1. 再婚夫婦
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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