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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 加筆・再構成。父の遺品の中から。其の三「出会いの頃(3)」
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加筆・再構成。父の遺品の中から。其の三「出会いの頃(3)」

父と母の年齢差は5歳、昭和15年当時、父は30歳、母は25歳の頃で、
二人の奉職していた小学校の教師仲間で、先輩教師と後輩教師といった間柄でありました。
昭和17年に結婚し翌年の18年に私が生まれております。昭和16年1月24日の項には。
和久井映見08
ーーー
肉体関係の出来ていた二人は、もうアダムとイブ。原始時代に戻って、思い切り楽しんでいます。
貴女も、初めての事が有って以来、積極的に求めて来るようになりました。
勿論私も、精一杯応えてきました。煩悩と笑えば笑え、馬鹿と言われても、阿呆と言われても
気にはなりません。平気です。例え、たわけと言われても止めて止まらぬ二人っきりの仲です。
ーーー
などと、思いの丈を打ち明けた、と言って良いのか、図々しくノロけていると言うのか、
七十歳を過ぎて孫までいる当の私も、処置なし・・・と言った感慨に襲われているところです。
そしてその項の後には、
ーーー
「貴方のモノが入って来る時の暖かさ、それは例えようもありません。
 もう頭がズキンとして、嗜み良くしなければと思いつつも、
 つい身だしなみが乱れて、お恥ずかしいところをお見せしてしまい、
 穴があったら入りたい気持ちです」と貴女はおっしゃいました。
私の愛で、貴女をいいさかでも満足出来る境地へお誘いする事が出来たとすれば、
私も男として面目を施したと言えます。今度お会いした時は、もっと素敵な所へ
お誘いしたいと念じています。

それにしても、私の物が徐々に貴女の秘所へ吸い込まれるように姿を没していく時の、
無心で満足しきった貴女の表情は、こんな時に使う言葉としては似遣わしくないのですが、
安心立命とでも言いたいような、とても良いお顔になっています。
「もういいの?」と聞いても、貴女はすでに蕩ける様な気だるさの中に浸っているのか、
ニッコリ微笑み、私の肩へ両手を組んでたゆたっているかのようです。
そんな貴女を、私はさらに一層抱きしめてしまいたい衝動に駆られて仕方ありません。
ーーー
校長や、教頭、あるいは同僚の眼をかすめて、父と母との交渉は延々と続いて行くのです。
昭和17年三月8日(結婚を二ヵ月後に控えた頃)の項には、父が母の実家に立ち寄り、
二階に招き入れられ、階下に母の両親がいるにも拘わらず、同衾してしまうのです。
結納も取り交わし、結婚の決まった二人とは言え、
あの謹厳実直と言う字に服を着せたような、父と母の出来事とはとても思えませんが・・・、
実は私と妻も同じような事をして居りました。血筋ですね(^_^)


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20121005203637785s.jpg
其の夜、父は母に促されて二階へ上がると、
ーーー
「電気を消そう」と、無言でスイッチをひねる。後は真の闇。
二人は手早く床を延べて裸になる。大胆だとは思うが、私達にとっては一日千秋の思い、
最早、一刻も猶予も出来ませんでした。

ああ、貴女の全部と抱き合う悦び、天地神明に誓って其の悦びは、私の統べてであります。
余計な言葉は不必要。無言のまま、私は、貴女の秘所へ唇を這わせました。

貴女でなければ味わうことの出来ない芳しい匂い、私は、例によって鼻頭を用いて
秘所の裂目を広げ、舌先を丸めて細くすると、早くも、可愛いボタンをチロチロとくすぐります。
すぽっと含んでは離し、その周辺を丹念になぞっていきますと、貴女のボタンは、
微かに先端の蕾が割れて、鮮やかな葉鶏頭の様な色彩を帯びたお顔が覗きます。

舌先をグル~リと回し込むうちに、貴女のそこは、男性の包皮が剝けるかのように、
真紅の輝きを現しているのです。
ーーー
女を愛撫しながら、意外と父の観察は厳しい。スケベの横睨みとでも言った按配で、
“貴女”の秘所を逐一、ためつすがめつ眺めているのでした。
こんな具合に、教室の中でも、子供たちの授業態度を四十余年に渡って、
飽きず眺めてきたのかと思うと、思わず笑ってしまいます。
ーーー
貴女の裸身を眺め、無言のうちに脇へ伏し、自然に貴女の叢を掻き分ける。
いつも同じ手触りは、やっぱり貴女は、私のものと言う実感を強くする。
暖かく、柔らかい感触、そして、私を迎えて早くも反応を露にしている貴女を、
私は荒々しく抱きしめてしまう。仰向けにさせる。両脚を広げる。
そして、すでに我慢できませんと言った風に、天に向かっていなないている私の物を
貴女の秘所へ宛がいます。

貴女は、無意識の反応と言うのでしょうか。秘所を覆っている中心線の左右の襞が
微動しています。私はグイッと、先端の部分だけ埋め込みました。
貴女は、もうそれだけで、「いいわ、いく、ああ、いく!」淫猥な声を上げ、やがて、
「もう動かさなくてもいいわ、じっとしていて」と言うまで、
二人の密戯は汗みどろになって続けられます。
ーーー
母の両親に気取られないように、階下に勘ずかれないように物音や気配には
充分に注意して行われて居た様だが、昔の青年男女も、「よくやるよ~」てなもんで、
その主役が私の父であるだけに、苦笑を禁じ得ません。

一戦が終わって、母は父を送りに出た。そのとき、父は母に向かって、
「よく、君の布団で、あんな大胆なことが出来たね」と、言うと、
「貴方と私、二人だけの新婚の夜だもの」と答えているのである。
しかし、二人の新婚の夜は、もう大分以前から、続いているのである。

「この日を、僕は忘れないよ」と、父が言えば、
「今度、いつ来てくださるの?」
と、おねだりする母。なんとも甘ったるくて、噴飯物と言った感じは拭えませんが、
愛欲に眼が眩んで夢中になっている二人にとっては、耳障りの良い
“愛のささやき”とでも映っていたのでしょう。

父によって、すっかり性体験を積んだ母が、
「あの、太くて力のある、柔らかい先で一寸突いたり、深く突いたり、
 そしてだんだんと突いて、ぐう~っと入れてくださるときの、
 何とも言えない気持ち。一杯入った中で、貴方と私は何をお喋りしているの」
と、父に随分大胆なことを言うように成っていましたが、
そんな母が私には滑稽に思えました。
  1. 地下本発掘
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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