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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 加筆・再構成。父の遺品の中から。其の四「ちぎり」
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加筆・再構成。父の遺品の中から。其の四「ちぎり」

父の“備忘録”は年を追って続いて行くのですが、今までの物は、父の“告白日誌”でしたが
是から紹介するのは、所謂“官能小説”風な書き方です。
色あせたハンカチ04
若草萌ゆる春の一日 柔らかき陽光をひたと受けし二階家
木の香も新しき四畳半 年のころ十六、七と覚しき
美麗なる乙女 吾が弾き鳴らす ギターの音色に
忘我の面持ちで 聞き入りたる風情
やがて一節弾き終え 微かに息を洩らす
首かしげて四方に 視線をさ迷わす。

音も無く障子開き 驚きし乙女目を遣れば
十八、九の眉目整いし少年 乙女は安堵して
「義郎さん・・・」 「澄子さん・・・」 互いの名を呼び交わす
澄子と義郎、従兄妹の間なれど 
すでに親が認めた許婚なり。

義郎頷き庭から部屋へ 障子閉めれば二人きり
さすがに面映ゆく 交わす言葉も上の空
されど義郎 美しき許婚前にして 劣情抑えがたく
膝を進めて 澄子の肩を抱く。

澄子はそれと悟り 小刻みに身体震わすも
許婚の事なれば 拒みもならず 頬を染めるのみ
義郎得たりと引き寄せ 十六乙女の口を吸う。


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色あせたハンカチ13
口吸いつつも 手襟元から忍ばせて
固き乳房を弄りぬ 探り当てし膨らみ硬ければ
指先の味わう滑らかさ 例えようもなし
しばし揉みしだく。

口だけでさえ身体痺れる澄子 加えて乳房まで揉まれ
乳首なぶられては もはや耐えようも無く
陰門の濡れるのを覚えて喘ぐ
義郎の昂ぶりもつのり 乳房のみでは満ち足りず
澄子をその場に横たえる。

「いけませぬ・・・そんなこと・・・」
流石に男の求める事を察し 裾を割らんとする手を押える
元より争っては勝つ筈も無く 忽ち純白の股露に剥がれぬ。

うら若き乙女の事なれば 恥丘を飾る陰毛も淡く
さながら羽毛の如し 義郎は息を弾ませ 暫し見とれて折しが
澄子は羞恥に苛まれ 「いやいやどうかご覧にならないで」
両手で顔を覆うなり。

秘所を見られる 恥ずかしさもさることながら
既におびただしき 汁を含みし陰門から
己の昂ぶりを 気取られるのが 何よりも辛きことなりし。

澄子の身悶えに構わず さらに股を押し開けば
哀れ陰門は朱色の光を現す 義郎滴る淫水に指先濡らし
陰門の花弁からは淫核へと擦り上げ 更には淫核を弄ぶ。

益々潤いを増し陰孔へ 指を差し入れんとすれば
其の締りの良さは 是で賜物の侵入を許すかと
疑いたきほどなり。

攻めてはくじりにて 淫水を増さんと 一頻りなぶり続ければ
芳しき香りを放しつつ 淫水流れ出でぬ。

澄子は顔を覆う 指の間から 乱れし息を洩らしつつ
ひたひたと寄せし 淫らな潮に 身を任せておりぬ。
色あせたハンカチ15
もはや良き頃と 陽根宛がい 陰孔を貫かんとせしが
指さえ拒む狭き孔道なれば 雁首さえも埋められず
是では成らずと 力を込めれば 澄子は「ああ痛い」と叫ぶ。

唾を充分に塗りつけ 再度挑みかかれば
「痛いわ」の叫びあれど どうやら没し得たり
灼熱の肉片に加えられし心地良さは
たちまちのうちに男を昇天させ
子宮目掛けてどっとばかりに淫水を浴びせかけぬ。

澄子も淫水の噴出を覚えて 肉の痺れる思い
恍惚として男にしがみつき 義郎は気を遣りたれど
余りの早さに満ち足りず いまひとたびと
またもや腰を使いはじめたり。 

この度は澄子も味を知り染め
男の抜き差しに連れてよがり始める
腰を使う事も知り 息を弾ませ臀部を上下する。

義郎は女の手を己の首に巻かせ
自らは両手で女の腰を抱き寄せる
陽根は既に根元まで埋まり
陰毛の擦れ合う快感は言う事もなし
ここぞと突き立てる陽根は
たちまち澄子を夢心地にさせ
息も止まるかと怯えて泣き声を上げるなり。

既に目は眩み 五体は痺れ にも関わらず
「もっと もっと」の声は 女の淫らな性と言うべきか。

さすれば両者が極まりを達せしおりは
さながら阿鼻叫喚 淫らな叫びは
庭まで届くかと思われる程なりし。

暫しは物も言いえず 澄子の上に身を任せし義郎
やがて身を引き 陰門の様はと眺めれば
淫水は溢れて臀部までも濡らしおりたり。
(この章終わり)
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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