詩（うた）と小説で描く「愛の世界」

私も村会議員のつてで村の代用教員に成る事が出来た。
高卒だと普通は中学校の教員にまわされるのだが、
私はオルガンが多少弾けたので小学校に奉職した。

小学校の教員は女性が多く、ことに私の入った分校は、校長代行の教務主任も
お婆さん先生だったくらいで六人の教員の内男性は私を入れて二人だけだった。
団塊の世代というベビーブームの子供で、田舎の分校でも、児童数が多かった。

若い男が珍しいらしく、女児が何時も私の周りに群がっていた。
田舎の子供たちは野生の動物みたいなもので、
甘い顔をしているとぞろぞろと寄って来て、私の身体に触ったりおんぶされたり
膝の間に座っている事さえあった。煩がると少し間を置いてジロジロ見詰めたり
悪態をついたりする。それも少しの時間で又ベタベタと日向臭い身体を摺り寄せて来た。

当時、学校は真面目に通う場所であって、例え代用教員であっても、
先生は尊敬されて学級崩壊などという現象はなかった。
学校は開かれた存在ではなかったし、まだＰＴＡも煩く干渉したりしない時代だった。

私は生徒よりも先に未亡人先生に可愛がられて、赴任して間もなく童貞を失った。

現代のように夜間の警備は警備保障会社ではなく、田舎では女先生も宿直をしていた。
分校だったから泊り込みの用務員（小使）さんはいなくて、通いのオバサンが居ただけだった。
十九歳の私は分校の六畳の狭い宿直室で、初めて女を知った。
相手は私が赴任して直ぐに特別親切にしてくれた三十過ぎの未亡人先生で、
教員だった夫を戦争で亡くしていた。

遅い山桜の咲いた晩の事だった。彼女は蒲団の中に私を誘い、一方的に性交を迫った。
断る理由も無く彼女の誘うままに初めてのオマンコだったが、マラを握られて扱かれると
忽ち射精してしまった。彼女は焦れて私を励まし、
やっと二度目に挿入したが、あっと言う間に果ててしまった。

教員の仕事に慣れる前に、オマンコの実技に夢中になり、彼女の尻を追い回した。
しかし、逢瀬は侭ならず、やきもきすれども他人の目が厳しい時代だったから
好きな時に逢って、覚えたてのオマンコの復習は侭成らなかった。

私は彼女の細身の肉体に夢中で、明けても暮れても彼女の身体を思い出しては
センズリの日々だったが、余りにも私が夢中に成るのを恐れて、私との距離を置きたがっていた。
割目があれば石垣でもいい年齢だったから、私の興味は思うに任せぬ女先生から
女児に向かったのは無理もなかった。


私は彼女の細身の肉体に夢中で、明けても暮れても彼女の身体を思い出しては
センズリの日々だったが、余りにも私が夢中に成るのを恐れて、私との距離を置きたがっていた。
割目があれば石垣でもいい年齢だったから、私の興味は思うに任せぬ女先生から
女児に向かったのは無理もなかった。

当時の小学校には無警戒な女の子が選り取りみどりだった。
もはや戦後ではないと言われても、田舎では衣類も不足していたし、
初夏の子供たちは裸同然の衣類事情だった。

ちゃんとした下着も無く、だらしなく胡坐をかいたりねそべったりする女の子の乳房や
割目はイヤでも目に入った。金持ちの家の子は白いズロースを穿いている者も居たが、
そんなのは珍しい部類で、大抵は毎日洗濯したものを身に着けてはいなかった。
毎日風呂に入る習慣もなかったから、子供たちの中に入ると汗と垢の匂いがしたし、
ませた女の子の股の間からは酸っぱいオマンコの匂いがプンプンしていた。

そんな女の子の一人に喜久子という六年生の体格の良いのが居た。
子供たちと戯れている時、乳房の盛り上がっている彼女の身体に何気なく触れると、
彼女も私を意識して胸や尻を押し付けて十分反応していた。

大抵の六年生は胸がぺちゃんこで、男だか女だか見分けがつかなかったが、
喜久子は胸が膨らみ尻も形良く出っ張っていた。欲求不満で性欲の
固まりみたいな状態だった私は、当然のように喜久子の身体に注目した。

発意のいい身体にシャツやスカートが間に合わないらしく、
薄汚れたブラウスの前のボタンが弾けそうになるほど乳房が盛り上がっており、
勿論ブラジャーなんてものはない時代だったから、薄いシャツを通して小さな乳首が
ハッキリと分かったし、スカートは其の逆で、身体に合わないブカブカの物で
腰を紐で締め付けているという按配だった。

体操の時間には、白の体操ズボンを穿いている子は数えるくらいで、
ふわっと開いた喜久子のスカートの中のズロースが見えて、私は少女に欲情した。
薄汚れたズロースは割目の縦の皺を見せて、布地が食い込んでた。

自分は聖職にあるもので生徒の色香に迷っては成らないと反省すればするほど
喜久子のズロースに目が行って離れなかった。
彼女に特別の扱いをすれば、遠慮の無い田舎の子供達は
「男と女のマンメンジ」などと囃し立てて煩いから、喜久子だけに接近するのは難しかった。