夏が来ると思い出す事。其の五
◇快楽の終焉◇
脱ごうとしない幸恵を、強引に友紀が押さえつけた。
「いやよ、やめてよ」
しかし体力に勝る友紀には勝てず、たちまち押さえつけられた。
「あッ、はいてるは、ずるいわよ、私だけが裸なんて、フフフ」
私は、そんな女達の絡み合いを、興奮しながら見ていた。
「監督だって見たいのよ。ねぇ、見せてよ、脱ごうよ、恥ずかしいのは最初だけだわ、フフフ」
助けを求めるかように、幸恵が私のほうを見た。
「脱げよ、幸恵、裸になれよ。今夜は無礼講ッ、三人が入り乱れてやるんだッ」
「いいわ、あなたがそう言うんなら脱ぐわ・・・」
いくらか恥らいながら、幸恵は、パンティを脱ぎ、そして友紀にならって、浴衣の紐を解いた。
「さあ飲んで飲んで」
友紀は幸恵に酒を勧めた。
幸恵は、まるでやけになったたかのように立て続けに二、三杯一気に飲み干した。
友紀は、幸恵を酔いつぶす気にのだ。
「ああ~、監督のオチンチンが欲しくなったわ~」
私の膝に顔を埋めた友紀は、股間からペニスを引き出して飲み込んだ。
「幸恵も、こっちに来いよ」
幸恵を抱き寄せキスをした。
「友紀と先にやってもいいのか。おまえとは昨夜さんざんやったからな」
「いいわ」
「布団を敷いて呉れよ」
幸恵が続きの間に布団を敷いた。
そして、わたしのモノをしゃぶり続けている友紀の後ろから、浴衣を脱がせた。
私は素っ裸に成った友紀を抱いて、隣の部屋に移った。
襖を閉めようとする幸恵に向かって、友紀が言った。
「締めないで、見たければ見てもいいわよ、フフフ」
幸恵は見ない様にしていたが、やはり私のペニスに目が行っていた。
「良く見ておくんだよ」
そう言うと私は友紀のオマンコにペニスを差し込んだ。
友紀は次第に喘ぎ声を出し始めた。
幸恵はその場で私らを見下ろして立ち尽くしていた。
体位を変えて、友紀が上になり幸恵の方を向かせて私のペニスが
友紀のオマンコに出し入れされるのが幸恵によく見えるようにした。
友紀は腰をくねらせて体を後ろに反らしておまんこを浮かせ、幸恵を刺激した。
小説(官能小説) ブログランキングへ
甘い生活は、長くは続かなかった。
私は、幸恵、友紀との関係を続けながら、その他ににも複数の女と関係を持った。
女と付き合うには金がいった。監督の給料はたかが知れている。
金策に窮した私は、バクチに手を出した。馬券だ。ノミ屋だ。
無理して穴を狙うから当たるはずがない。忽ちノミ屋の支払いに困るようになった。
ノミ屋をやっていたのは元ヤクザ。足を洗ったとはいえ元がヤクザだけに取り立ては厳しかった。
追い詰められた私は、「女で払う」事を約束してしまった。
五十代の元ヤクザは、好色そうな笑みを浮かべて、色々条件をつけた末、承諾した。
私は幸恵と友紀に助けてくれと頼んだ。
友紀は、そんな私に愛想づかしをして去って行った。
闇討ちをかけるようにして、私は幸恵と元ヤクザをモーテルで合わせた。
泣き叫ぶ幸恵を残して、私は逃げるようにモーテルを後にした。
幸恵一家は、それから間もなくE市から居なくなった。
夫と共に大阪に行くようになったと言うのが、表向きの理由で、
本当は私と幸恵を引き離すことにあった。
間をおかず、私は監督を解任されて、E市を去った。
私は今、E市近くの別の町に住んでいる。女癖の悪さもどうにか納まって、
小さいながらも会社を持って、家族も出来、やっと落ち着いた。
今年の春K学園は、惜しいところで推薦から外れた。夏は有力だと聞いている。
もし、K学園が夏の甲子園に出場出来たなら、私も甲子園に応援に行こうかと思っている。
麦わら帽子をかぶって・・・。
END
脱ごうとしない幸恵を、強引に友紀が押さえつけた。
「いやよ、やめてよ」
しかし体力に勝る友紀には勝てず、たちまち押さえつけられた。
「あッ、はいてるは、ずるいわよ、私だけが裸なんて、フフフ」
私は、そんな女達の絡み合いを、興奮しながら見ていた。
「監督だって見たいのよ。ねぇ、見せてよ、脱ごうよ、恥ずかしいのは最初だけだわ、フフフ」
助けを求めるかように、幸恵が私のほうを見た。
「脱げよ、幸恵、裸になれよ。今夜は無礼講ッ、三人が入り乱れてやるんだッ」
「いいわ、あなたがそう言うんなら脱ぐわ・・・」
いくらか恥らいながら、幸恵は、パンティを脱ぎ、そして友紀にならって、浴衣の紐を解いた。
「さあ飲んで飲んで」
友紀は幸恵に酒を勧めた。
幸恵は、まるでやけになったたかのように立て続けに二、三杯一気に飲み干した。
友紀は、幸恵を酔いつぶす気にのだ。
「ああ~、監督のオチンチンが欲しくなったわ~」
私の膝に顔を埋めた友紀は、股間からペニスを引き出して飲み込んだ。
「幸恵も、こっちに来いよ」
幸恵を抱き寄せキスをした。
「友紀と先にやってもいいのか。おまえとは昨夜さんざんやったからな」
「いいわ」
「布団を敷いて呉れよ」
幸恵が続きの間に布団を敷いた。
そして、わたしのモノをしゃぶり続けている友紀の後ろから、浴衣を脱がせた。
私は素っ裸に成った友紀を抱いて、隣の部屋に移った。
襖を閉めようとする幸恵に向かって、友紀が言った。
「締めないで、見たければ見てもいいわよ、フフフ」
幸恵は見ない様にしていたが、やはり私のペニスに目が行っていた。
「良く見ておくんだよ」
そう言うと私は友紀のオマンコにペニスを差し込んだ。
友紀は次第に喘ぎ声を出し始めた。
幸恵はその場で私らを見下ろして立ち尽くしていた。
体位を変えて、友紀が上になり幸恵の方を向かせて私のペニスが
友紀のオマンコに出し入れされるのが幸恵によく見えるようにした。
友紀は腰をくねらせて体を後ろに反らしておまんこを浮かせ、幸恵を刺激した。
小説(官能小説) ブログランキングへ
甘い生活は、長くは続かなかった。
私は、幸恵、友紀との関係を続けながら、その他ににも複数の女と関係を持った。
女と付き合うには金がいった。監督の給料はたかが知れている。
金策に窮した私は、バクチに手を出した。馬券だ。ノミ屋だ。
無理して穴を狙うから当たるはずがない。忽ちノミ屋の支払いに困るようになった。
ノミ屋をやっていたのは元ヤクザ。足を洗ったとはいえ元がヤクザだけに取り立ては厳しかった。
追い詰められた私は、「女で払う」事を約束してしまった。
五十代の元ヤクザは、好色そうな笑みを浮かべて、色々条件をつけた末、承諾した。
私は幸恵と友紀に助けてくれと頼んだ。
友紀は、そんな私に愛想づかしをして去って行った。
闇討ちをかけるようにして、私は幸恵と元ヤクザをモーテルで合わせた。
泣き叫ぶ幸恵を残して、私は逃げるようにモーテルを後にした。
幸恵一家は、それから間もなくE市から居なくなった。
夫と共に大阪に行くようになったと言うのが、表向きの理由で、
本当は私と幸恵を引き離すことにあった。
間をおかず、私は監督を解任されて、E市を去った。
私は今、E市近くの別の町に住んでいる。女癖の悪さもどうにか納まって、
小さいながらも会社を持って、家族も出来、やっと落ち着いた。
今年の春K学園は、惜しいところで推薦から外れた。夏は有力だと聞いている。
もし、K学園が夏の甲子園に出場出来たなら、私も甲子園に応援に行こうかと思っている。
麦わら帽子をかぶって・・・。
END
- 役得
- / trackback:0
- / comment:0
- [ edit ]
comment
ご挨拶
Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。
生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。
*このサイトは未成年にふさわしくない成人向け
(アダルト)のコンテンツが
含まれています。「アダルト」とは
「ポルノ」のみを指しているのではなく、
社会通念上、
18歳未満の者が閲覧することが
ふさわしくないコンテンツ
全般を指します。
したがって、アダルトコンテンツを
18歳未満の者が閲覧することを
禁止します。
*投稿・御意見・苦情など、何なりとお寄せ下さい。
尚「相互リンク」を希望される方も、
メールにてお申し込みください。
yorozuya_tarou02@yahoo.co.jp
相互リンクは「官能小説」主体のサイト様、
のみとさせていただきます。
「ワンクリック詐欺」や
「サクラの多い出会い系サイト」
等へ誘導する広告ばかりが目立つサイト様の
リンクもお断りいたします。
お仲間サイト(相互リンク)
- 管理者ページ
- 万屋太郎・歌仲間の作品集
- えろ腕ダッシュ!
- 恥と屈辱の交差点
- イブの果実 【R-18】
- ましゅまろくらぶ
- 愛と官能の美学
- 人妻熟女~エッチな出会い告白部屋
- 一期は夢~官能小説のサイト~
- 売れっ子嬢@風俗動画2012+
- 夢と官能世界へのいざない
- 夫婦生活を告白します。
- ひとみの内緒話
- セックス告白体験レポート
- 哲雄&AKIの不純愛講座
- 劇場仙人の裏今昔
- タイトルが言えない官能小説
- 綺麗なAV女優さん集
- Hな告白や体験談ブログ
- エロ男爵の婚活出会いブログ
- 『make a pet』官能小説風エログ
- 人妻!人妻!人妻!
- 女性のH体験告白集
- 「夫婦生活 投稿告白」
- ~愛と官能の宴~ 滴る蜜
- 官能小説坊主エロポー
- 「変態小説」
- ++ Hなこと、好きですか?
- 天使のような悪魔の声で
- ご主人様は調教師
- 『妄想の座敷牢』~官能小説家、紅殻格子(べんがらごうし)の世界~
- 管理者ページ
最近の記事
- ご無沙汰しております。 (02/22)
- 広告のページ (12/31)
- 「加筆再構成」雪乃その恋。其の一 (08/31)
- 「加筆再構成」雪乃その恋。其の二 (08/31)
- 「加筆再構成」雪乃その恋。其の三 (08/31)
- 「加筆再構成」雪乃その恋。其の四 (08/31)
- 「加筆再構成」雪乃その恋。其の五 (08/31)
- 「加筆再構成」雪乃その恋。其の六 (08/31)
- 「加筆再構成」雪乃その恋。其の七 (08/31)
- 家賃2万円の家に住むまで。其の1 (07/30)
- 家賃2万円の家に住むまで。其の2 (07/30)
- 家賃2万円の家に住むまで。其の3 (07/30)
- 家賃2万円の家に住むまで。其の4 (07/30)
- 家賃2万円の家に住むまで。其の5 (07/30)
- 家賃2万円の家に住むまで。其の6 (07/30)
- 再編集・教え子の母親と。其の一 (01/05)
- 再編集・教え子の母親と。其の二 (01/05)
- 再編集・教え子の母親と。其の三 (01/05)
- 再編集・教え子の母親と。其の四 (01/05)
- 再編集・教え子の母親と。其の五 (01/05)
- 再編集。古希を迎えた男の最後の女。其の一 (11/28)
- 再編集。古希を迎えた男の最後の女。其のニ (11/28)
- 再編集。古希を迎えた男の最後の女。其の三 (11/28)
- 再編集。古希を迎えた男の最後の女。其の四 (11/28)
- 再編集。古希を迎えた男の最後の女。其の五 (11/28)
- 再編集。古希を迎えた男の最後の女。其の六 (11/28)
- 再編集。古希を迎えた男の最後の女。其の七 (11/28)
- 再編集。古希を迎えた男の最後の女。其の八 (11/28)
- 再編集。古希を迎えた男の最後の女。其の九 (11/28)
- 再編集・芸者君香。其の一 (11/15)
- 再編集・芸者君香。其の二 (11/15)
- 再編集・芸者君香。其の三 (11/15)
- 再編集・芸者君香。其の四 (11/15)
- 再編集・芸者君香。其の五 (11/15)
- 再編集・芸者君香。其の六 (11/15)
- 再編集・芸者君香。其の七 (11/15)
- 再編集・芸者君香。其の八 (11/15)
- 小説・大岡川ラブロマンス。其の一 (11/11)
- 小説・大岡川ラブロマンス。其の二 (11/11)
- 小説・大岡川ラブロマンス。其の三 (11/11)
タイトル又はカテゴリーで選ぶ
- 管理人から (9)
- 名称未設定 (4)
- 入院顛末記 (0)
- ホステス物語 (23)
- 愛と死を見つめて (5)
- 異形の性愛 (9)
- 人妻の不倫 (25)
- 老いても尚女 (3)
- 夫婦生活の知恵 (6)
- 未亡人のセックス (8)
- 合縁奇縁 (27)
- 祖母相姦 (7)
- 告白手記 (5)
- 私の性遍歴 (14)
- SM調教 (4)
- 継父相姦 (6)
- 母娘(おやこ)丼 (6)
- 継母相姦 (4)
- 妻(夫)を語る (4)
- 義母相姦 (9)
- 義父と嫁と孫娘 (5)
- 義父相姦 (13)
- 役得 (15)
- 夫婦の今と昔 (11)
- 温泉旅行 (38)
- 焼け棒杭に火 (5)
- 夫の不貞 (4)
- 再婚夫婦 (9)
- 地下本発掘 (7)
- 一夜の恋 (4)
- 教師の告白 (6)
- 夫婦交換でリフレッシュ! (5)
- お医者さんゴッコ (2)
- 一時の恋 (5)
- 姉弟相姦 (2)
- 時代小説 (20)
- 二人の女 (17)
- 14歳年下の女 (5)
- 祖父と孫娘 (10)
- 極上の女体 (20)
- 純愛小説 (7)
月別アーカイブ
- 2019年02月 (1)
- 2015年12月 (1)
- 2015年08月 (7)
- 2015年07月 (6)
- 2015年01月 (5)
- 2014年11月 (47)
- 2014年10月 (32)
- 2014年09月 (36)
- 2014年08月 (5)
- 2014年06月 (18)
- 2014年05月 (20)
- 2014年03月 (4)
- 2014年01月 (1)
- 2013年10月 (7)
- 2013年07月 (4)
- 2013年05月 (16)
- 2013年01月 (3)
- 2012年12月 (4)
- 2012年11月 (4)
- 2012年10月 (9)
- 2011年10月 (12)
- 2011年08月 (5)
- 2011年04月 (7)
- 2011年03月 (18)
- 2010年12月 (11)
- 2010年11月 (5)
- 2010年10月 (24)
- 2010年08月 (5)
- 2010年07月 (17)
- 2010年06月 (13)
- 2010年03月 (22)
- 2010年02月 (12)
- 2010年01月 (7)
最近のコメント
- suga:ご無沙汰しております。 (03/13)
- 坂本瑞穂:妻には有難う!と褒めてやりたい。其の四 (08/31)
- めもりー:北陸バスツアー淫欲旅情。其の三 (08/06)
- 恋アザミ:老人の貪欲な舌。其の四 (05/05)
- レイプ狂:父の後妻に入った継母節子 。其の三 (03/23)
- junglex村雨:処女を奪った女と35年振りの再会。其の四 (04/19)
- 管理人の恋アザミです。:夫婦交換でリフレッシュ!其の一 (08/10)
- 管理人:温泉旅行で男の良さを知った。其の二 (10/21)
- 越後屋@SM小説家:温泉旅行で男の良さを知った。其の二 (10/21)
- 滴:嫁と孫娘を抱く老人。其の一 (10/15)