秋保温泉での一夜。其の三
◇湯の中での戯れ◇
わたし自身、体を寄せながら彼女の腕に手を延ばし、ぐいと手前に引き寄せる。
「あら・・・だめよ」
口では拒んだが体が軽くなっている湯の中である。
彼女の裸体はまるで宇宙遊泳をしているように浮かび上がって、
難無く私の胸の中に納まってしまった。
「きれいな肌だなあ、真っ白で、ほら、こんなにすべすべしている」
私は彼女の背を撫で廻した。
「だめ、そんなことをしては・・・。あなた悪い人ね、お峰ちゃんに言いつけるから」
そういいながらも、くりくりした悪戯っぽい眼が私を誘っている。
お峰ちゃんと言うのは、私の部屋の係りの仲居さんの名前だから、
内心ギョッとしたが、それはおくびにも出さないで、
「ほう、よく判ったね」
「そりゃあ、判るわよ。お食事がおそかったでしょう?で、もうお風呂も済んだだろうって、
あたしたち油断しちゃった」
「・・・・」
「十一時を過ぎると、お湯に這入るお客さんはまずいないのよ、
女湯は狭いから時間を見てあたし達広い男湯のほうに這入っちゃうの」
「なるほど、遅く来て運がよかったなあ。お陰でこんな素敵な裸が拝めたんだ」
話の途中から私は少しずつ岩壁のほうに体を移動させた。
そこには丁度椅子の様に岩が突き出ていて、腰を掛けられる場所があった。
私はそれに腰をかけ、丁度赤ちゃんを抱くように彼女を抱え込むと、
豊満な乳房を口に含んだ。
「あっ!いやっ、そんなことしちゃ!」
彼女は悲鳴を上げて逃げようとする。
しかしその声は小さくて一〇〇パーセントの拒絶ではない。
盛り上がった乳房の柔らかい弾力は、それだけで天然の甘さを感じさせる。
私は狂ったように乳首を吸った。
舌先で刺激を与えながら彼女を抱えると、もがく下半身が湯に浮かぶ。
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真っ白な裸身の中央に鮮やかに黒い茂みがこんもり盛り上がって、
陰毛が海草のように揺らめいている。
右手を彼女の股間に忍ばせた。
「あん、だめっ、触っちゃいやよう!」
足をバタバタさせて暴れたが、すぐに彼女の腕は私の首に纏い付き、
手のひらが茂みを抑えると、一瞬、体にピクンと衝撃が走って体をくねらせた。
かなり毛深い。指で茂みを掻き分けて割れ目を探る。
湯の中だから体が浮いて作業がやりやすい。
「だめよ!誰か来るわ」
「来たっていいよ、来たら止めるさ」
指をさらに深く侵入させ、もう一方の乳首を攻撃する。
「あああっ・・・あ!そんなにしないで・・・」
彼女は感じ始めている。
もうこうなったら男の方が止まるはずが無い。すでに湯の中で逸物は屹立しているのだ。
熱い息が私の耳朶をかすめる。指先で膣壁を楽しみながら、
親指の腹で突起を探りあててグリグリ廻すと、
「あっ、はっ、あっ、もうやめて。だめよ、そんなことしないで・・・」
言葉とは裏腹に、私の首を巻いた腕に力を込めてくる。
「入れたいよ、入れていいかい?」
「だめ・・・だめよ。いけないわ、ああ・・・悪い人ね、もう許して・・・」
機は熟している。私は彼女の腕をほどくと両足を開かせ、
向かい合わせに膝の上に座らせた。ちょうど茶臼の座位である。
「ほら、僕のを触ってごらん。こんなにしたがっているんだ」
彼女は上気した顔で恨めしげに私を睨み、それでも手を股間に入れて逸物を握った。
「ね、判るだろう?入れてって言ってるのが」
私は下から腰を軽く突き上げた。
「ふふ、凄い・・・いきり立っているわ。でもいやよ、こんな恰好していたら中に這入っちゃう」
「そうだよ、ほら・・・」
彼女の腰を引き付けて逸物を突き上げる。
「あっ、だめ!」
彼女の腕が再び私の首に纏わりついた。
「いや~ん!本当に這入っちゃう・・・這入って来ちゃうわ」
彼女は腰をうごめかす。どうやら逸物の頭がヴァギナの入り口に突入しているようだ。
今がチャンスである、私は腰を突き上げた。
「ああ・・・だめえ~っ!這入っちゃう、あっ、這入っちゃう!」
彼女は泣くような声を出し、逸物を迎えるように自分で上下に動き始めた。
湯の中である。彼女自身から粘液が出ているだろうに、くわえ込まれるたびに
キュッキュッと軋む感じが経験した事の無い快感なのだ。
「ああ、素晴らしい、君は名器だ!」
私も下から応じて、さらに突入しようとした時だった。
「ああっ、もうだめ。もうこれで終わり!」
突然、彼女は私の体から離れた。
「どうしたの?折角いいところまで来たのに」
「だって、あたしいっちゃうもの」
そして人が変わったようにサバサバした調子でこう言った。
「もう部屋に帰るわ、これ以上ここに居るとお姐さんにバレちゃう。
お客さんが這入って来たの判っているんだから」
「だったら、後で僕の部屋においでよ。かぎを掛けないで待っているから」
「ふふふ・・・」
彼女は怪しげに微笑んで、来るとも来ないとも言わずに姿を消してしまった。
(惜しいことをしたなあ、最後までやっちゃえばよかった・・・)
布団の中でなんど寝返りを打ったか判らない。もう、時計の針は二時に近い。
眠たいのに、名前も聞かずに戯れた風呂場の女の裸身が瞼に浮かんで、
逸物が勃起したり縮んだりの繰り返しである。
(もしかしたら来るんじゃないか?)
期待して待っていたが、いつまで経っても現れない。
もう諦めるより他ないだろう。そんな気持でついウトウトした時だった。
枕元に人の気配がするので眼を開けた。
「あっ、来てくれたの!」
「憎い人、いびきをかいて寝ていたわよ」
「済まないすまない。今のいままで起きて待っていたんだ」
私は体をずらして彼女を布団の中に誘い入れた。
すでに臨戦態勢である、今更前戯の必要もあるまと、
私はすぐに彼女にのしかかった。
わたし自身、体を寄せながら彼女の腕に手を延ばし、ぐいと手前に引き寄せる。
「あら・・・だめよ」
口では拒んだが体が軽くなっている湯の中である。
彼女の裸体はまるで宇宙遊泳をしているように浮かび上がって、
難無く私の胸の中に納まってしまった。
「きれいな肌だなあ、真っ白で、ほら、こんなにすべすべしている」
私は彼女の背を撫で廻した。
「だめ、そんなことをしては・・・。あなた悪い人ね、お峰ちゃんに言いつけるから」
そういいながらも、くりくりした悪戯っぽい眼が私を誘っている。
お峰ちゃんと言うのは、私の部屋の係りの仲居さんの名前だから、
内心ギョッとしたが、それはおくびにも出さないで、
「ほう、よく判ったね」
「そりゃあ、判るわよ。お食事がおそかったでしょう?で、もうお風呂も済んだだろうって、
あたしたち油断しちゃった」
「・・・・」
「十一時を過ぎると、お湯に這入るお客さんはまずいないのよ、
女湯は狭いから時間を見てあたし達広い男湯のほうに這入っちゃうの」
「なるほど、遅く来て運がよかったなあ。お陰でこんな素敵な裸が拝めたんだ」
話の途中から私は少しずつ岩壁のほうに体を移動させた。
そこには丁度椅子の様に岩が突き出ていて、腰を掛けられる場所があった。
私はそれに腰をかけ、丁度赤ちゃんを抱くように彼女を抱え込むと、
豊満な乳房を口に含んだ。
「あっ!いやっ、そんなことしちゃ!」
彼女は悲鳴を上げて逃げようとする。
しかしその声は小さくて一〇〇パーセントの拒絶ではない。
盛り上がった乳房の柔らかい弾力は、それだけで天然の甘さを感じさせる。
私は狂ったように乳首を吸った。
舌先で刺激を与えながら彼女を抱えると、もがく下半身が湯に浮かぶ。
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真っ白な裸身の中央に鮮やかに黒い茂みがこんもり盛り上がって、
陰毛が海草のように揺らめいている。
右手を彼女の股間に忍ばせた。
「あん、だめっ、触っちゃいやよう!」
足をバタバタさせて暴れたが、すぐに彼女の腕は私の首に纏い付き、
手のひらが茂みを抑えると、一瞬、体にピクンと衝撃が走って体をくねらせた。
かなり毛深い。指で茂みを掻き分けて割れ目を探る。
湯の中だから体が浮いて作業がやりやすい。
「だめよ!誰か来るわ」
「来たっていいよ、来たら止めるさ」
指をさらに深く侵入させ、もう一方の乳首を攻撃する。
「あああっ・・・あ!そんなにしないで・・・」
彼女は感じ始めている。
もうこうなったら男の方が止まるはずが無い。すでに湯の中で逸物は屹立しているのだ。
熱い息が私の耳朶をかすめる。指先で膣壁を楽しみながら、
親指の腹で突起を探りあててグリグリ廻すと、
「あっ、はっ、あっ、もうやめて。だめよ、そんなことしないで・・・」
言葉とは裏腹に、私の首を巻いた腕に力を込めてくる。
「入れたいよ、入れていいかい?」
「だめ・・・だめよ。いけないわ、ああ・・・悪い人ね、もう許して・・・」
機は熟している。私は彼女の腕をほどくと両足を開かせ、
向かい合わせに膝の上に座らせた。ちょうど茶臼の座位である。
「ほら、僕のを触ってごらん。こんなにしたがっているんだ」
彼女は上気した顔で恨めしげに私を睨み、それでも手を股間に入れて逸物を握った。
「ね、判るだろう?入れてって言ってるのが」
私は下から腰を軽く突き上げた。
「ふふ、凄い・・・いきり立っているわ。でもいやよ、こんな恰好していたら中に這入っちゃう」
「そうだよ、ほら・・・」
彼女の腰を引き付けて逸物を突き上げる。
「あっ、だめ!」
彼女の腕が再び私の首に纏わりついた。
「いや~ん!本当に這入っちゃう・・・這入って来ちゃうわ」
彼女は腰をうごめかす。どうやら逸物の頭がヴァギナの入り口に突入しているようだ。
今がチャンスである、私は腰を突き上げた。
「ああ・・・だめえ~っ!這入っちゃう、あっ、這入っちゃう!」
彼女は泣くような声を出し、逸物を迎えるように自分で上下に動き始めた。
湯の中である。彼女自身から粘液が出ているだろうに、くわえ込まれるたびに
キュッキュッと軋む感じが経験した事の無い快感なのだ。
「ああ、素晴らしい、君は名器だ!」
私も下から応じて、さらに突入しようとした時だった。
「ああっ、もうだめ。もうこれで終わり!」
突然、彼女は私の体から離れた。
「どうしたの?折角いいところまで来たのに」
「だって、あたしいっちゃうもの」
そして人が変わったようにサバサバした調子でこう言った。
「もう部屋に帰るわ、これ以上ここに居るとお姐さんにバレちゃう。
お客さんが這入って来たの判っているんだから」
「だったら、後で僕の部屋においでよ。かぎを掛けないで待っているから」
「ふふふ・・・」
彼女は怪しげに微笑んで、来るとも来ないとも言わずに姿を消してしまった。
(惜しいことをしたなあ、最後までやっちゃえばよかった・・・)
布団の中でなんど寝返りを打ったか判らない。もう、時計の針は二時に近い。
眠たいのに、名前も聞かずに戯れた風呂場の女の裸身が瞼に浮かんで、
逸物が勃起したり縮んだりの繰り返しである。
(もしかしたら来るんじゃないか?)
期待して待っていたが、いつまで経っても現れない。
もう諦めるより他ないだろう。そんな気持でついウトウトした時だった。
枕元に人の気配がするので眼を開けた。
「あっ、来てくれたの!」
「憎い人、いびきをかいて寝ていたわよ」
「済まないすまない。今のいままで起きて待っていたんだ」
私は体をずらして彼女を布団の中に誘い入れた。
すでに臨戦態勢である、今更前戯の必要もあるまと、
私はすぐに彼女にのしかかった。
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ご挨拶
Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。
生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。
*このサイトは未成年にふさわしくない成人向け
(アダルト)のコンテンツが
含まれています。「アダルト」とは
「ポルノ」のみを指しているのではなく、
社会通念上、
18歳未満の者が閲覧することが
ふさわしくないコンテンツ
全般を指します。
したがって、アダルトコンテンツを
18歳未満の者が閲覧することを
禁止します。
*投稿・御意見・苦情など、何なりとお寄せ下さい。
尚「相互リンク」を希望される方も、
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