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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 時代小説・旅道連越路春。其の十一
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時代小説・旅道連越路春。其の十一

*表題は『旅は道連れ越路の春』と読む。
旅道連越路春26
◇玄庵の逸物で娘の病気退散の事
もう良いだろうと思った玄庵は、手先を滑らせた様に何気なく、
春江の陰門に指先を入れると、もう臀までヌルヌルに淫水を流している。
しかし、春江はそれでも眼を閉じたまま、じっとしているので、もう大丈夫と思った玄庵は、
ぐっと中へ指を入れて親指の腹を淫核の上に宛がうとコチコチに硬くしている。
玄庵が指先をやんわりと廻して巧妙にくじり始めると春江はその刺激に堪りかねて
眉を寄せたが、眼はつぶった儘でいた。だが何時までもそうじっと耐えては居られなくなった。
段々良くなって成って来ると腰を揺すりながら陰門を押付けてきた。
そしてちょつと身体を起こして、
「先生・・・」と千万無量の情のこもった眼で玄庵の眼を見た。

早く入れて呉れと云う無言の催促だった。玄庵はカッとなった。表の様子を窺っていきなり
帯を解き前を広げてから、春江の左右の太腿を拡げて割り込むと、手本に組んで太い
雁先を見当をつけて宛がい、ぐっと抱き締め腰を押すと、さすがに四人の男根で
押し広げられていた陰門だけに、ヌルリと亀頭が滑り込んだので、玄庵は痛がらせぬ様に
口元でヤワヤワと擦っていると、春江は待ちかねて下からグイグイと持ち上げて来るので、
太い男根が難なく根元の毛際まで、ぐっと一杯に押し入ってしまった。

「あ~ッ、うーッ、フゥーン・・・」
太い男根が子宮を突いた刹那の痺れるような快感に春江は思わず呻き声を上げた。
もうそうなると恥ずかしさも何も忘れ玄庵に抱き付いてきた。
春江の陰門は上つきだったので本手に組んで入れると強大な玄庵の逸物の雁先が
ぐっと子宮に届いたし、ナマコのような弾力のある柔らかい陰門内の肉襞がはみ出る程
豊富だったので、ズブズブ抜き差しする度に太い男根に吸い着いてくる。
その快さは五臓六腑に染み渡るほどだった。それに春江は顔が美しいだけに、
腰を使いながら段々良くなって行くらしいその顔を見ているだけでも気がイキきそうだった。

しかし玄庵はそうして抜き差しする内にも、
誰か人が来ては大変だと思う心配が有ったので、
中々気がイかぬ。其の内に春江は気を遣ったらしいので、
玄庵は一層苛立って夢中に激しく抜き差しした。

「先生、此処へは滅多に誰も来やいたしませんから」
と少し身体を横にして両肢で玄庵の腰を巻いて、子宮に雁先が当たるように
加減しながら腰を使うと、春江の陰門は猫が水を飲むような妖しい鳴り音を立てた。


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旅道連越路春27
「あちらへ聞こえやしないか」
「大丈夫よ、表まで遠いから少々音がしても聞こえません」
甘えるようにそう云って、淫水に濡れた睾丸にヌルヌルと肛門を擦りつけた。
「イィィィィ・・・、イイわ、イイわ、イイのよ先生、もう身体が蕩けてしまうほど
 よくなってきたわ、あーッもう堪らないわ、どうしょう、またイクー・・・」
春江のヨガリ声を聞くと玄庵も堪らなくなってきた。
「うーッ、わしももうイクよ、イクよ・・・」
「あたしもイク、イク、イク・・・」
同時に二人はドクドクドクッと気を遣ってしまった。

春江はまるで人が変わった様に元気になった。両親の喜びようは非常なものだった。
其の晩は大変なご馳走で玄庵を歓待した。春江も出て来て玄庵に酌をした。

「ねぇ、お父さん、先生にお願いして暫く家に居ていただいて、
 あたしがすっかり良くなるまで診て頂きたいと思うのですけれど」
春江は久兵衛にそうささやいた。
「先生、誠にお旅先でご迷惑とは存じますが、
 娘が先生にお願いしてくれと申しますので、娘の病気が全快いたしますまで、
 手前方へ御滞在願う訳には参りませんでしょうか」と遠慮がちに懇願した。
玄庵がそれを受諾したのは云う迄でもなかった。

玄庵は其の晩能登屋に帰って伊助に暫くこの宿に滞在するように話し、
宿の女中の中で一番若くて美人のお秋と云うのを伊助に取持ってやって、
翌日からは泉屋の家で滞在する事になった。

春江は夜中でも先生が側に居て貰うと心強いからと云って、
二間ある離れの一方を玄庵の寝室にした。春江の弟はまだ十二、三だったし、
両親は春江の云う事には異存がなかった。そう云う訳で其の晩から玄庵と春江の
両人は天下晴れて抱き合った。

春江は虫も殺さぬ美しい顔をしているのに、一旦襖を閉め切って閨房に入ると、
まるで性格が変わったように淫乱な女になって、自分から犬のように四つ這いになって、
後ろから入れさせたり、後ろ向きに玄庵の上に跨り、膝に手を置いて腰を上下させ、
男の毛際にひどく淫水を流したり胡坐した腿の上に跨って男の両腕で、
左右の腋を掬い上げさせて抜き差しさせたり、立っている玄庵に片肢を上げて
肛門を押付けたりして、玄庵を驚嘆させた。
旅道連越路春28
春江は一晩に一度ぐらい気を遣った位では中々満足しなかった。
そして快感が高調すると、まるで気でも失うのではないかと思う程、
烈しくよがり泣いて、つづけさまに気をやるのであった。

二人の仲は情痴に明けて情痴に暮れた。そうしているあいだに十日余りの日が経った。
玄庵も春江の愛情には引かされたが、と云ってそう何時までも一処に止まって
居る訳にも行かなかったし、春江の身体も愈々元気に成ったので、
何時までも、と云ってせがむ春江を説き伏せて、兼ねてから道中を共にして来た、
水牛製の精巧な張り方を記念に残して改めて久兵衛に暇乞いをすると、
久兵衛は一旦奥へ這入って、盆の上に小判を量高く包んだのを乗せて
玄庵の前に差し出した。玄庵は辞退したが久兵衛は聞かなかった。

翌朝玄庵は一同に見送られて一旦能登屋に帰り、すっかり鼻の下を長くしている
伊助を促して出立、按摩の話にあった新山越えをして、
その日は脇村の島田屋留次郎方に泊り、あくる日は名湖浦を見物して氷見に一泊。

翌日は伏木港を見て高岡の寿司屋庄助方に泊まったが、
夜中になってふと眼を覚ますと、階下で何か騒がしい物音がしていたので、
廊下に出ると、丁度中庭の廊下のところに女中が立っていたので、
何か有ったのかと尋ねると、女中の一人がひどい癪で困っていると云うのだった。
玄庵は薬籠を提げて下りていった。

女には目はないが、流石に玄庵は名医だった。女中の診察をして投薬すると、
腹痛は嘘のように治った。

其の晩はそれで眠ったが、翌朝、亭主が上がって来て昨夜の礼を述べた上で、
懇意先の坂田屋新兵衛と云うのが長い病気で寝ているので、
一度診察してやって貰えないかというのだった。
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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