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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 野崎夫妻との夫婦交換。其の十
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野崎夫妻との夫婦交換。其の十

「四万温泉・貸切露天風呂」其の一
夫婦交10-1
秋分が過ぎると、日毎に夜が長く感じられるようになる。
この秋の夜を如何過ごそうかと考えていたら、夫婦交換で知り合った
野崎さんの奥様の日奈子さんから、温泉旅行のお誘いがあった。

「秋咲きのコスモスを見に行きませんか。私達の方のお友達を誘いましたのよ。
 秋の夜長を六人で・・・フフフッ」

野崎さん夫婦とは、猿ヶ京温泉、鬼怒川温泉で夫婦交換を楽しんだ仲である。
野崎さんの温泉好きは清潔好きと関係が無い。
只ひたすら裸に成って、生まれ出た古里の暖かい液体に浸りたいのである。
今回は野崎さんの夫婦交換仲間、杉山さん御夫婦がご一緒されるとの事である。

行き先は群馬県の四万温泉で、貸し切り風呂のある旅館を利用して
楽しみましょうとの誘いである。すでに老舗旅館の手配も済んでいての事後承諾で、
返事はイエスしか用意されてになかった。なぜなら三組の夫婦が、安全日に同時に
会えて情交を結べるのは、夫婦交換の世界では滅多にない事である。

上野駅で三組の夫婦が落ち合った。紹介された杉山さんは部長タイプで、
頭は七三に分けていられるがバーコードで、ニコニコ笑みを浮かべて居られる。
だが私達を値踏みするように、眼鏡の奥から悪戯っぽく見詰められている。
人に接する事には慣れて居られる様である。

私も負けずに杉山夫人の友里さんに、イヤらしい目を向けたが、細眼鏡の奥から
微笑むように私の目を受け止められた。何処となく上品な雰囲気がある。
V字に胸元が開いた白いブラウスに薄手のブラジャーが品よく透けて見えた。

下はグレー地に細い黒のストライプの入ったタイトスカート、靴は黒のローヒールで、
白と黒とのコントラストが更に上品な清潔感をかもし出していた。

紹介が終ると上越線に乗った。沼田駅で渓谷沿いに走る吾妻線に乗り入れ、
自然の美を満喫しながら四万温泉に向かった。

列車の中は平日なだけに空いていた。談笑しながら興味本位に聞く私の質問に、
杉山さんは事務報告でもするように、野崎さんと夫婦交換をする仲になった経緯を
淡々と話してくださった。


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**
杉山さんの妻の友里さんは、野崎さんと同じ会社でパートとして働いていた。
会社での飲み会で偶然隣に座った野崎さんが、雑学に長けていて楽しみの多い
人であった。仕事の時との変わりように、夫から感じたことのない新鮮な驚きを覚え、
年甲斐もなく夢中になってしまった。

だが夫への罪悪感もあり、人を恋した苦しみを正直に、夫に話されたのである。
杉山さんは四十過ぎて、人の御主人に恋をして心乱している友里が羨ましく、
飲み友達としての分別さえ失わなければと、付き合う事を認めたのである。

是が切っ掛けになり夫婦での付き合いが始まった。しかし野崎さんは
夫婦交換の実践者である。直ぐに友里さんを説得され三人で杉山さんを、
仲間に誘い込む計画を練り実行されたのである。

そのような騙まし討ちのような計画が有るとは知らず、珍しいものを見せたいと
言う言葉に釣られて、杉山さんは夫婦で野崎さん宅を訪問された。
見せられた品物には興味がなく、すぐに酒席になった。

酒を飲みながら三人が打ち合わせた通り、野崎さんの下ネタの話に誘導され、
日奈子さんと友里さんは興味がある素振りをして聞き入れた。
悪乗りしたように野崎さんは、
「男は持ち物を自慢したがる。御主人のものとどちらが大きいか、
 友里さん、確認してください」
と言って、友里の手をズボンの上に乗せられた。

「あら、大きくなっている」と友里さんは、確認する振りをして愛撫した。
それを見た杉山さんは思わず眼をつむった。その時、日奈子さんが杉山さんの
ペニスに手を添え、胸の膨らみを強く押し付けてきた。当然の如く杉山さんの
ペニスは怒張し、ズボンを突き上げるように勃起した。

日奈子さんは鼻に掛かった様な声で、
「これでおあいこね。さあ~気持ちをリラックスさせて」

杉山さんは、ズボンの上から優しく擦り立てられ、拒む事も出来ず
動かずに居たが、擦られる快感にハッとして思わず野崎さんを見た。
ベルトを緩めファスナーを下げた野崎さんが、ズボンの中からペニスを
つかみ出すところであった。それを友里さん直に、大きさを確かめる様に
手ですっぽりと包み、上下に動かしたのである。
**
胸がキューンと締め付けられた。どちらが自分の妻か分からず、横でペニスを擦って
下さっている日奈子さんを夢中で抱いた。其れを見て野崎さんは友里さんに、
「御主人が日奈子の手で大きくしていらっしゃいます。次に進みましょう」
と言って友里さんのスカートの中に手を入れ、
パンティの上から女の膨らみを愛撫され始められた。

日奈子さんも杉山さんのペニスを剥き出しにして、
「まあ・・・こんなに・・・」嬉しそうに、
「主人のより大きいみたい。硬さを口で確かめますわ」
と言って口に咥え様となさった。思わず引こうとする腰を押さえつけながら、
「お互い様よ。其のうちあなたの奥さんだってなさるわ」

ペニスの根元を掴んでいた手を、ゆっくりと先端に戻し、親指と人差指で亀頭をつぶし、
「ここでしょう」と言って、小さな口を開けた鈴口に舌先を当て、
そのままぱっくりと口の中に納められた。

それを野崎さんが友里さんに見せ、
「あなたの御主人が、あなたの前で、私の妻の日奈子にフェラチォをされて居られます。
 もうやましい事は何も有りません。今度は私達も楽しみましょう」
と言って隣りの部屋に移られた。夫婦交換は三人の計画通りに成功したのである。

夫婦交換は男の誰もが一度は体験したい欲望である。
途中から三人の計画に填まった事に気づいたのだが、
(どうせ妻は野崎さんを好いている。不倫は時間の問題のように思う。それならば全て
を妻の責任に押し付け、友里の身体を代償に、野崎さんの奥さんの日奈子さんを
抱いたほうが利口である)
と杉山さんも納得して事が進行した。事後承諾のような結果になったが、
夫婦交換は成功したのである。

野崎、杉山夫婦の間は、セックスが介在した間に今までの親交を更に深め、
会えば妻を交換出来る自由な性の世界を、浮遊し謳歌し始めたのである。

一度体験した夫婦交換、余りにも強い刺激はそれだけで留まらず、
其れ以上の妖しい禁断の快楽を求めたのである。そして野崎さんが頃合を見て
計画なされたのが今回の三組六人の乱交旅行である。
  1. 温泉旅行
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも14年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて6年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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